日々のエッセイ
7.12016
このアイガモ農法によって、子どもたちや地域への広がりを感じる。
アイガモを放すので、見にきませんか。──地元の幼稚園2つと小学校1つに連絡してみた。なにぶん急なことで、子どもたちの移動手段がなかったり(車にジュニアシートも必要)、山里ゆえにバスがなかったり、学校行事が入っていたりで、対応ができないと言われた
先生たちは、とても残念がっていた。ぜひ、来年には参加させてくださいと言われた。幼稚園児には、泥んこ遊びをさせたいという。
思いきり泥んこ遊びができる場所は、こんな山里でもなかなか、ないのだ。田植え体験だって、むつかしい。ましてや、アイガモなど、とってもめずらしい。完全無農薬の田んぼは、まったくめずらしい。だていたい除草剤を入れてしまうからね。
そんわけで、土と触れあうこと、安心安全な食、生きもの、生物多様性。このアイガモ農法によって、子どもたちや地域への広がりを感じる。
来年には、学校行事に組み込んでもらって、子どもたちに田植え体験を。泥んこあそびを思いきり。アイガモをみまもってもらおう。稲刈りも手伝ってもらおう。餅つきもできる。田んぼの祭りもやってみよう。
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