アーカイブ:2015年 7月
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7.272015
山里では、ガソリンスタンドが次々と閉店している
山里では、ガソリンスタンドが次々と閉店している。価格競争による利益率の低下が要因だろう。山里のスタンドは、まちなかよりも10円以上も高いので、なかなか利用しにくい。いまは細々とやっているけど、いつやめるかわからない。そういうところが、近所に数店ある。きょうガソリンを入れたところは、夫婦で経営していて、ともに80歳を超えている。動作もゆっくりだ。とっても親切でお話していて温かい心が伝わる。[続きを読む]
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7.182015
山里の耕作放棄地とまちなかをつなぐ
楽舎がここの耕作放棄地をお借りして、田んぼと畑の蘇りをすすめている。あたり一体すべて耕作放棄地だ。そばを清流がながれ、土手に桜が咲く。山々も美しい。土地が放置されていてもったいない。みなさん高齢化でやっていけない。畑ができなくても、草刈りはしなくてはいけない。それだけでもたいへん。だれかが借りて田んぼや畑にしてくれたら、草刈りの手間が省ける。景色もよくなる。子どもたちもお年寄りも喜ぶ。[続きを読む]
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7.172015
春野でアトリエ探しに
神田神保町の知る人ぞ知る名物文壇バー「人魚の嘆き」の女将・松本彩子さんと画家の中上清さんが、春野のわがやに来ていただいた。もう閉じてしまったが、高名な作家や編集者の集うお店として人気を高め、本の町・神保町にふさわしい文壇バーだった。中上清さんは、大分県立美術館で、長谷川等伯とターナーと並んで展示されているほどの画家。そんなお二人が、アトリエさがしに春野にやってきた。[続きを読む]
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7.12015
山里を「行きつけの田舎」に
山里はいたるところ耕作放棄地ばかり。休耕田、荒れた畑、やめてしまった茶畑。そうして、間伐されることのない密集したスギとヒノキの森。しかしこれらは、たいへんな貴重な地域資源になりうる。というのは、いつか必ず食糧難の時代が来る。食料はあっても、安全な食がたもたれなくなることもある。安い外材が輸入できなくなって、木材不足の時代だってくるかもしれない。[続きを読む]