アーカイブ:2016年 3月

  1. 半農半Xの暮らし方が、山里では可能かもしれない

    完全無農薬の田んぼと畑で、お米と大豆を栽培する。大豆は味噌にする。青物野菜は、適当に。それで、食のベースを確保する。あとは、3万円程度のビジネスをいくつか積み重ねていく。そういう半農半Xの暮らし方が、山里では可能かもしれない。都会では、住居費の比重が高い。空き家を安く借りられれば、すばらしい。都会で家賃を払う費用でくらいがに成り立つかもしれない。しかし、空き家があるのかどうか。[続きを読む]

  2. 地方創生の取材に来られた

    駒澤大学で地域経済論(ベンチャー論、起業論)を研究されている長山宗広教授(写真左)が、取材に来られた。浜松市の地方創生の事例研究のためだ。買い物・病院への交通弱者の支援として、「春野のえがお」というNPOタクシーを推進している森下広隆さん(写真右)にも来ていただいて、話してもらう。ぼくは、定住促進事業のこと、山里暮らしの人たちの事例など、3時間くらい語りあった。[続きを読む]

  3. 山里暮らしの要諦は、なんでも助け合う友人を日ごろから持っていること

    山里暮らしは、若くて元気なウチはいい。けれども、年をとると身にしみてくると思う。買い物はなんとかなるとしても、問題は病気やケガのときだ。診療所が近くにない、病院がない。クルマに乗れなければ、バスでの移動もたいへんだ。タクシーを使えば、数千円になる。Mさんが訪ねてくれた。82歳。かなり耳の遠い90歳の夫と二人暮らし。近ごろ退院したばかり。布団を干していて転んだ。[続きを読む]

  4. 山里での「なりわい」を開拓していく人たち

    山里では仕事がない。畑を耕し田んぼをやれば、自給自足の道もある。空き家を借りればタダ同然。生活費はやすい。環境もいい。けれども、どうやって現金収入を稼ぐか。勤める会社がない。仕事がない。ひとがいないので、店をやってもお客は来ない。貯えがないと暮らしていけない。そういう心配がある。まあ、ひとり暮らしなら、なんとかなるかもしれないけど。家族がいたら、子どもがいたら、それはお金がかかる。[続きを読む]

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