池谷啓の記事一覧

  1. 森のないことが残念すぎる

    山里暮らしの魅力は、その自然の豊かさにある。空気が澄んでいる、星空がきれい、清流がながれている。森がある、里山がある。しかし、山里に6年暮らしてみて、いつもため息が出ることがある。ああ、ざんねん。くやしい、と。このあたりの山里には、致命的に欠落しているものがある。森だ。森がないのが、いたすぎる。いや、森はある。森ばかり。けれども、それはほとんどが人工林。[続きを読む]

  2. 山里で暮らすには現金収入が必要なのだが

    竹細工の梅沢さんと若林くんが来訪。梅澤さんは10代で崖から落ちる怪我で片足を失い、以来、ひとりで竹細工を修得して、なりわいにしてきた。完全有機農法でお茶も栽培している。茶工場ももっている。84歳になる。この方には、いつも学ばされる。人柄がすばらしい。つねに「礼」がある。そして謙虚。言葉遣いといい態度といい、けっして偉そうなことはない。卑屈になることもない。[続きを読む]

  3. 若い方たちが農業をやりたい、山里に移住しようとしている

    春野人めぐり─4〉二日目のきょうは、来訪者3組4名。ゆったり話ができてちょうどよかった。若い方たちが農業をやりたいということで、山里に移住しようとしている。耕作放棄地はたくさんある。高齢になって、もうつづけられなくて譲ってもいいというお茶園、みかん園がたくさんある。そこを継承して、収益を上げていく道があるのではないかと思う。まず、有機農業をやりたいという赤ちゃんを連れた夫婦。[続きを読む]

  4. 訪問された方との語らい

    〈春野人めぐり─3〉訪問された方との語らい。毎朝、近所の生徒を迎えに行って一緒に投稿するという小学校の先生。ここは学区がものすごく広大なのだ。田んぼとビオトープ、山里の暮らしの魅力発信について語りあった。塾の先生からは、近ごろの子どもたちのあまりの学力低下の様子を、具体例をもとに聞けたのはおもしろかった。[続きを読む]

  5. どんなひとが来るのか、いつ来るのか、どれくらい来るのか、まったくわからない

    〈春野人めぐり─2〉どんなひとが来るのか、いつ来るのか、どれくらい来るのか、まったくわからない。予約なしなので、お迎えするのは、ちょっと緊張する。来られるからには、なにか期待しているわけだろう。その期待にこたえられない、となると、なかなかストレス。……まあしかし、あるがままでしかない。そのままの暮らしぶり、日常をみてもらうだけのこと、とひらきなおるしかない。[続きを読む]

  6. オープンハウス「春野人めぐり」(11回目)

    昨日は、5組7名の来訪があった。引佐からの陶芸家のFさん夫婦。国会議員秘書のNさん。地元の小学校のK先生。塾経営のMさん。来年定年退職して長崎に帰るというFさん、竹細工と田んぼをやっているWさん。来訪もかぶらずに、ゆったりとお話ができた。ちょうどいいペース。山里の暮らしに接してもらおうというオープンハウス「春野人めぐり」(11回目)。昨日と今日の2日間に参加した。[続きを読む]

  7. 今週の土日は、第11回「春野人めぐり」に参加する

    今週の土日は、第11回「春野人めぐり」に参加する。山里の暮らしを訪ねるオープンハウス。 なにか販売するのが目的なら、たくさんのお客さんはありがたい。けれども、うちは、見るべきものもない。売るものもない。たくさんお訪ねくださると、せっかく来られたのにゆったりとお話ができないので、申し訳ないことになってしまう。[続きを読む]

  8. あかりをつれて近所のおばあちゃんめぐり

    朝は、いつものようにあかりをほたる公園で遊ばせる。滑り台では、なんども転んでは挑戦していた。帰りにデイサービス「みんなの家」を訪ねる。皆さん喜んでくれた。書道の先生もいたので、初めての習字に挑戦。もちろんたんなる筆遊びでしかないけど。 夕方、あかりをつれて、別棟の片付けに。2年前にもらった家だが、そのままにしていた。片付けをして、倉庫代わりにするつもり。[続きを読む]

  9. アイガモくんたち、まだ元気でいる

    アイガモくんたち、まだ元気でいる。くんまのたべやさん、森町の創藝舎さんなど、農家民宿などにもらわれていく。そのまま飼われつづれるカモあり、燻製になるカモあり、お蕎麦屋さんで鴨南蛮になったり……。こうして毎日、エサをやりつづけて半年。せつないものだなぁ。[続きを読む]

  10. スプーンを使ってスープが飲めるようになってきた

    早いもので、スプーンを使ってスープが飲めるようになってきた。おやじみたいな飲み方だけど。近ごろは、お箸も使いたがっている。あかり、1歳と4か月。[続きを読む]

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  2. アクセサリーを作って
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