日々のエッセイ
12.112016
若い方たちが農業をやりたい、山里に移住しようとしている
春野人めぐり─4〉二日目のきょうは、来訪者3組4名。ゆったり話ができてちょうどよかった。
若い方たちが農業をやりたいということで、山里に移住しようとしている。耕作放棄地はたくさんある。高齢になって、もうつづけられなくて譲ってもいいというお茶園、みかん園がたくさんある。そこを継承して、収益を上げていく道があるのではないかと思う。
まず、有機農業をやりたいという赤ちゃんを連れた夫婦。農地を借りて耕しつつ、農地を取得して、一部、農転して家を建てたい、と。
仮登記から本登記の流れ、農地法3条申請のことなどアドバイスさせてもらった。農地の取得は、農家でないと不可能で、そのために農家資格をとる必要がある。書類的な段取りが煩瑣である。そのあたりの話をさせてもらった。
次に来られたのは、みかん農家になった新規就農の二年目の方。いま収納している地域では、高齢でみかん園をやめたい人がたくさんいるのだという。新規就農支援制度のはなし、みかんの販売ルートのことなど、語りあった。
そして、ご近所の神主のOさんが来訪。いま企画している神仏大学についてのはなしなど。
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