池谷啓の記事一覧

  1. 屋根のある休憩場所にもどってこないよ

    アイガモたちの体力にはびっくり。早朝、昼間、夕方と三回見に行って、それぞれ一時間ほど観察していたが、ずーっと泳いでいるのだ。休まない。止まらない。浮かんでのんびりということが、まったくない。浮かんで水かきのある足を動かしているだけで、スイスイとすすむ。かれらには、歩いているようなものかもしれない。が、それにしても速い。サッカーやスケートを休まずに続けているような体力だよ。すごすぎる。[続きを読む]

  2. アイガモ12羽は9羽になっていた

    昨日放したアイガモ12羽は朝行ってみたら、9羽になっていた。2羽田んぼの水面に浮かんでいた。寒かったのだろうか。ランを連れて行くと、アイガモを見ると目の色を変えていた。水の中に飛び込んで襲いかかりそうな勢い。ぼくは東屋で、のんびりとながめていた。アイガモたちの動きがゆるい円軌道で、美しい。しかし、まったく休むことがない。始終、泳いでいる。稲の苗をつついている。根っこをつついている。[続きを読む]

  3. いよいよアイガモを田んぼに放った

    いよいよアイガモを田んぼに放った。心配なので、まずは12羽の先発隊を。残りの28羽は日曜の朝に放つ。水温が冷たい。大丈夫かなぁ。箱から出して浮かべる。しかし、元気にスイスイと泳いでいった。すごく嬉しそうだ。水草をぱくぱく食べていた。ただ、夕方になって、やはり寒いのか島に上がって、体を温めあっていた。今夜から明け方がいちばんの心配。あしたの早朝、見に行ってくる。[続きを読む]

  4. テンペづくり

    きらきら&たっちゃんが来訪。雨の中、はるばる山梨の小淵沢から飯田を経由して、春野まで。20年ぶりの再会だ。ぼくはかつて、国立で「アフリカンドラムで踊る会」を毎月、主催してた。その時、よく参加して見事なダンスを披露してくれた。いまは大豆でテンペを製造している。テンペというのは、インドネシア発祥の醗酵食品。納豆みたいなものだが、形状は固められたブロック状。[続きを読む]

  5. 東京の大学生が春野を訪ねて、春野の魅力を発信してもらおうという企画

    〈よそもの・わかもの・ばかもの〉が、地域を変えるといわれる。過疎化の著しい山里は、見方を変えると、タカラの山だ。森林資源、清流、耕作放棄 地、伝統の暮らしやまつりなど。豊かな自然と人と暮らしこそがタカラ。だが地元の人には、日々の暮らしは当たり前すぎて、タカラなどとは思っていない。だ が、〈よそもの・わかもの・ばかもの〉の新鮮な視点でとらえると、タカラとうつるものがたくさんある。[続きを読む]

  6. アイガモの網張

    きょうの田んぼ仕事は、6名の中核メンバーが揃う。朝の7時に集合。まずはヒエが発生しているので、箒と針金とチェーンの除草機で草取り。畦の草刈り。田んぼに水が入る水路の迂回路作り。メインの仕事は網張。アイガモが逃げないための網を張り、外敵の侵入を防ぐための電気柵を張る。さらには、カラスやトンビから守るために、天井にも網を張らなくちゃいけない。これは明日の作業だ。[続きを読む]

  7. 移住者の歓迎会を自治会が行うというのは、大ニュースなんだ

    移住者の歓迎会を自治会が行う。川上地区に移住した、竹のアーティスト鈴木元さんを集落あげてお迎えする。「それって、どこがニュースなんですか」とある人に聞かれたけど、いやあ稀有なことなのだ。山里では、どんどんと人口が減少。10年で2割も3割も。若い人は5割も6割も。特このまままいけば、集落は消滅する。それはたいへんといって、地元の人に危機意識があるかというと、あんまりない。[続きを読む]

  8. あかり10か月

    あかり10か月。顔つきもしっかりしてきた。でも、落ち武者スタイルの髪とおむつ。机の上に這い上がろうとする。いろいろなものに興味を示して遊び道具にする。目を離せない。[続きを読む]

  9. 定住促進はなんといっても、地元の人が動いてくれると大きな胎動に

    昨年、移住したいということで空き家を案内した元さんの家がきまった。川上という春野でもはるかに山奥の集落に。川根町のほうが近い。そのまた、山奥の一軒家をかりることができた。かなり広い家だ。いま改装中。富田自治会長が、いろいろと世話をしてくれた。そして、集落を上げて移住者の歓迎会をやってくれる。6月18日の13時から、バーベキュー大会。改装した家で元さんの家で行う。地元の人が来る。[続きを読む]

  10. 田んぼは難しい なかなか憂鬱なのだ。

    田んぼは難しい。なにしろ20年余の耕作放棄地のよみがえり。あちこちに水漏れ箇所がある。畦も固めた、代かきもちゃんとやった。満水にして大丈夫かとおもいきや、半日すると、こんなふうに水が抜けている。こうなると、雑草がすごい勢いで生えてきて、稲が負けてしまう。それで、また沢の水を流して入れる。入れっぱなしにする。すると、水温が低すぎて、苗が成長しない。[続きを読む]

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  1. てんてぐ村
  2. はるのびより 創刊号
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