山里の子育て

  1. リヤカーを動かすのがマイブーム

    あかりは、リヤカーを動かすのがマイブーム。こんな大きいものを自分のチカラで動かせるというのは、とっても達成感があるんだね。でも、ときどき失敗しては、落ち込んで泣いている。あかりと一緒に、ヨガマット、インドの携帯オルガン(シュルティボックス)、中国の簫(Xiao)という長い笛を積んでいく。ぼくは歌ったり笛を吹いたり。ヨーガをしたり。毎朝、ほたる公園にあかりをつれていく。[続きを読む]

  2. 毎朝、デイサービス「みんなの家」に寄る

    毎朝、あかりをほたる公園に連れていく。帰りにデイサービス「みんなの家」に寄る。みなさん、喜んでくださる。あかりもうれしそう。まことにいい環境だ。その後、ぼくはアイガモの餌やりに田んぼに出かける。[続きを読む]

  3. 主食のお米と大豆を自分の手でつくる

    ご飯がおいしい。おとうちゃんが、一所懸命につくったお米だから。農薬なんてまったくつかってない。化学肥料もなし。山からの清流で育った。天日干しのおいしいお米。ことしも、つくった。今日も稲刈だったよ。主食のお米と大豆を自分の手でつくる。これで、食生活はかなり安心。山里暮らしのおおきな魅力のひとつだ。ことしのお米の収穫予想は800キロ、大豆は200キロ。大豆からは味噌ができる、豆腐も豆乳も。[続きを読む]

  4. 道案内は、自分自身の楽しさ、快適さ、自由さ、ラクラクさだ

    外を歩きたい、外を歩きたい。あかりは、二つの拳を盛んに叩いてアピールする。言葉は出ないが、ジェスチャーで示す。きょうもまた、ちかくのホタル公園に連れて行く。ずっと歩いている。倒れるとすこしつらそうな顔をする。また立ち上がる。そしてまた倒れる。立ち上がる。歩く。その繰り返し。楽しくて仕方がないようだ。子どもにとって、「これが正しい」というものはない。教わるものもない。[続きを読む]

  5. 人間の「ことば」の習得の過程

    あかりが盛んに両拳を叩く。夜になったのに、外を歩きたいという意思表示なのだ。それは靴を履いて歩くというサインだ。それで、ランの散歩を兼ねて、ちかくのホタル公園を歩いてきた。あかりはまだ、言葉はつかえない。あーとかうーとか、ばーばーとか。ネコをみると、ニャンニャンという程度だ。[続きを読む]

  6. あかり1歳と2か月

    ほら、落ち葉だよ。ホタル公園を歩いたよ。サクサクと足の感触が楽しくて、いつまでも歩いてた。あかり1歳と2か月。[続きを読む]

  7. あかりの友だちはいっぺんに二人できる

    ご近所のミツワさんが、里帰りした娘さんと孫を連れて遊びにきてくれた。このお姉ちゃんが4つ。やさしくてしっかりしている。ダンスも上手だ。背筋もしゃんと。あかりと遊んでくれた。あかりより7か月上の妹もいる。お母さんは実家の手伝いで毎週、帰ってくるという。そのときは、いつも遊んでもらえそう。山里に小さな子どもは、稀有なこと。まったく近くにお姉ちゃんと同い年の友だち。[続きを読む]

  8. デイサービス「みんなの家」にあかりを連れて行く

    楽舎の事務所のすぐちかくに、デイサービス「みんなの家」がある。あかりを連れてあそびにいってきた。おばあちゃん、おじいちゃんたちが、とっても嬉しそうな顔をする。お年寄りには、ちっちゃな子供の存在が和みであり、喜びだと思う。ときどき、ここで一緒に遊んでもらおう。施設の前はホタルが出る公園、そして桜が満開となる広い運動公園がある。さらに畑もある。[続きを読む]

  9. こんなに大きくなった。1歳と2か月。

    こんなに大きくなった。1歳と2か月。なんでも興味津々。引き出しを勝手にあける。中の物を取り出しては、触る、舐める、叩く。乾電池とかピンとかコインとか、入っていたら危ない。そういうものは、手が届かない上のほうに移動させた。それでも危ない。目が離せない。[続きを読む]

  10. リヤカーに乗せて

    あかりがぐずりだしたので、リヤカーに乗せて、近所の和菓子屋さんまで、ごろごろとクルマを押した。動く景色を眺めているうちに、ほどよい揺れが心地いいのか、いつの間にか眠ってしまった。お父ちゃんはいい運動になった。[続きを読む]

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