アーカイブ:2016年 6月

  1. 水漏れ田んぼと田植機

    田植えが迫る。不安と安心。一つは不安。昨日、代かきした田んぼのほとんどが水漏れを起こしている。沢の水を止めたら、半日で干上がっている。畦を泥で固めたが、だめだ。原因がわからない。なにしろ20年余の耕作放棄地である。田植えした後から、毎日でも、見回りをして補修していくしかない。もう一つは安心。動かなくなった田植機を修理に出していたが、ちゃんと動くようになった。[続きを読む]

  2. 耕作放棄地を活用していく動きが、ぽつりぽつりと

    F君が訪ねてきた。昨年来、炭焼き窯づくりと稲刈りの手伝いをしてくれた。春野に住みたいということで、空き家を案内したが、なかなかいい物件が見つからず。40代。空き家もさることながら、そもそも仕事がないことには、移住は難しい。近ごろ、春野の山奥で木の伐採の仕事があり、それに従事するようになった。しかし、かなり危険が伴うことだし、雨が降れば仕事にならない。まちなかから通うのもたいへん。[続きを読む]

  3. お母さんと子どもたちが遊びに来た

    田んぼの代かきは、まだ難問が続く。水漏れ箇所をつきとめて、畦を補強している。まさに土木工事。お母さんと子どもたちが遊びに来た。子どもたちも田植え、どろこんこ遊び、稲刈りに天日干しと、稲作にいろいろと参加できるようになる。[続きを読む]

  4. 稲の苗もあかりも大きくなった

    稲の苗もあかりも大きくなった。稲は種籾を水につけてから20日目。あかりは10か月になった。[続きを読む]

  5. 苗の比較

    苗の比較。早川くん(おなじ地域で、やはり耕作放棄地をよみがえらせて田んぼつくりをはじめた。4年前に春野に移住)の作った苗と楽舎でつくった苗。左が早川くんのもの。4月末に種籾を水につけた。右は楽舎の苗で、それよりも10日遅れで、水につけた。左は一つの箱に60グラムの種籾。右は150グラム。なので密集度が随分とちがう。左のほうは山の赤土、肥料は米ぬかだけ。[続きを読む]

  6. トラクターのなかった時代は、牛や馬で耕した

    トラクターに乗って、田んぼを耕し、沢の水を引いて土をとろとろにかき混ぜて代かきをする。田んぼの中をぐるぐるまわり、行ったりきたり。どどどどーと重低音と体を揺する振動。まあ、結構な瞑想状態になって、頭は空っぽになって心地よい。トラクターのなかった時代は、牛や馬で耕したわけだ。そんなに古い時代ではない。牛で耕したという方が、ご近所に数人おられる。先日、亡くなったご近所の天野さん。[続きを読む]

  7. 田んぼ仕事は、朝一のミーティングから

    田んぼ仕事は、朝一のミーティングから。スケッチブック形式のホワイトボードを広げて、みんなで打ち合わせ。ここの畦を補強して、ここの水漏れをチェック。こちらから、水が流れてくるので、こう迂回させて……と、図示しながら確認していくのがいい。さて、昨日から代かきのスタート。田んぼは6枚。沢から水を引く。心配なのは水漏れだ。昨年は、水漏れがするために、つねに沢の水を入れていた。[続きを読む]

  8. いろいろ代かき

    種籾から育てた稲の苗。育ち方は均一じゃないけど、おおむね良好。育苗箱は75個。ちゃんと育てばお米は800キロくらいとれるはず。あと2週間くらいで田植えができそう。やっとトラクターの修理ができた。スイッチング電源とエアフィルターの交換。ツメはすっかり摩耗していたので、ぜんぶ交換。この作業だけでも2時間くらいかかった。さあ、代かき。若林、飯尾、前田、池谷の4名で作業。[続きを読む]

  9. 葬儀も儀式や形式にこだわらず、シンプルで心の通うものに

    葬儀がおわった。あとは、手伝いの下働きのおなじ組の連中との精進落としで、酒と食事(ぼくは酒を絶ったので飲まないけど)をいただく。となりのMさんがクリスチャンだったので、仏教とキリスト教の葬儀について語りあった。キリスト教からしてみると、仏教の葬儀は不可解だと思う。まず、葬儀に費やされる時間のほとんどがお経と陀羅尼(真言というか呪文のようなもの)。それは荘重で厳粛だが、まったく意味がわからない。[続きを読む]

  10. お通夜の立ち話

    きょうのお通夜の仕事は、ぼくは、交通の誘導係。誘導棒を持って、クルマを指示する。いろいろな人に会う。80歳の鉄工場のおじさんとの立ち話。「さみしくなりますね。ひとり暮らしのお年寄りが多くなったですね」「クシの歯が欠けるようにいなくなっていくよなぁ。[続きを読む]

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  1. はるのびより 創刊号
  2. てんてぐ村
  3. アクセサリーを作って

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