日々のエッセイ

ドラム缶、貸していただけますか

「あのぉ、ドラム缶、貸していただけますか」。電話があった。数年前に都会から移住したYさんからだ。標高400メートルの山に暮らす。いちどドラム缶風呂 をやってみたかったという。「いいですよ。うちにはステンレスのドラム缶が3本あるので」と貸すことにした。奥さまが軽トラで取りに来た。小さなお子さん が二人。きっと喜ぶことだろう。

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