日々のエッセイ
10.222016
稲架掛けの工夫
今回の稲架掛けは、二脚とした。両端だけ三脚とした。いずれも足を地面に打ち込んだ。まだまだ工夫の余地がある。強固で倒れることなく、そして組み立てのかんたんな方式を探求していかねば。
稲刈の作業はバインダーという手動式の機械で行う。排出された稲の束を集めて、稲架掛けする。
おそらく収穫は800キロくらいになるので、稲の束となると3,000束くらいになる。それだけの量を架ける作業はたいへんだ。
いちばん厄介なのは、稲架掛けの台つくりだ。がっしりとしたものにしないと、倒れてしまう。稲が泥まみれになったら、おいしいものができない。
横棒は、杉の間伐材を使うのだが、これが2メートルも3メートルもするやつで、かなり重たい。それを支える足(2脚、3脚)をつくる。こちらは、竹をつかったのたが、そのために切った竹は200本ちかくになる。
アルミのパイプを使うのが、軽くて簡単でいい。しかし費用がかかりすぎる。常設の稲架掛けの小屋をつくってしまうことも考えているが、これも規模が大きくなりすぎる。深い穴を掘っておいて、そこに台を埋めるようにすればいいかもしれない。
コンバインで刈れば、稲刈と脱穀とがセットなので、稲架掛けの必要はないのだが、費用がかかる、保管場所の問題。なにより、天日干しの風景は捨てがたい。
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