日々のエッセイ

豪雨で水浸し 稲束が散乱 ひろいあつめる

この台風による豪雨で、気田川の水が逆流して、田んぼが水浸しとなる。さいわい稲には被害がなかったものの、ちかくに置いていた板とか、材木、稲束などが、水に浮いてあたり一面に散乱。他人の畑にまで侵入していた。
 
近所人のから連絡を受けた。それはたいへん。大急ぎで回収に入る。泥だらけになった稲束を拾い集め、材木を集め、板を集めた。なにしろ広さは、あたり一面、1万平米くらいのエリアに渡る。疲れるのなんのって……。
─────────────────────────
もくもくと作業しながら、やらなくちゃいけないことは、やらなくちゃいけない。「ああ、これも自分のカルマだ。それは自分で刈り取らなくちゃいけない」としみじみとと痛感したのであった。
 
しかし、「とにかくも、そういうものだ」と思い定めて、「これもカルマの解消、完了」と、一つ一つ、たんたんとやることにした。
─────────────────────────
それで、きょうは二日目。しかしまてよ、よくよく考えたら、どうも稲束が多すぎる。どうも他人のところの稲束まで、運んでいたようだ。電話で聞いたら、まさにそうだった。
 
なんと、他人のカルマまで、あえて刈り取っていたことになるのであった。ま、妻と二人での作業。すこし気分転換になったし、カルマの解消と思えば、それはそれで、心の「行」となったのであった。
─────────────────────────
こうして、型付けやら、処分やら、いろいろと山積みの仕事がある。必ず、やらなくちゃいけないこと・直面しなくちゃいけないことがある。それをいかに幸せ気分でやるか。たんたんとやるか。のりえていくか。課題だなぁ。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


おすすめ春野くらし

  1. アクセサリーを作って
  2. はるのびより 創刊号
  3. てんてぐ村

最近の記事

ページ上部へ戻る