池谷啓の記事一覧

  1. あかり1歳と2か月

    ほら、落ち葉だよ。ホタル公園を歩いたよ。サクサクと足の感触が楽しくて、いつまでも歩いてた。あかり1歳と2か月。[続きを読む]

  2. アイガモたちがのびのびと田んぼを歩く

    田んぼを仕切ってアイガモ君たちを隔離していたのは、実った稲が食べられてしまうからだった。稲刈が終わったので、仕切りを外して刈田に自由に出入りさせることにした。カモ君たちは大喜びで、泥の中の虫や草を食べていた。刈田には、刈り残した稲がたくさん。さらには、ヒエの種やいろいろな雑草が生えているので、カモ君たちにすっかり掃除をしてもらう。翌年の雑草対策になる。[続きを読む]

  3. ついにマムシが

    うわっ、蛇がいる。とぐろまいている。飯尾さんが叫んだ。鎌で稲の手刈りしているときのことだ。見たら、マムシだった。ほかのヘビとちがって、人の気配がしても逃げないのだ。だから知らずに踏んづけたり、草刈りをしているときに手や足を噛まれることがある。上の写真の鈴木さんなど、裸足だし。稲刈にはこういう危険もある。つついてみたが、じっとして逃げない。さて、どうしようか。[続きを読む]

  4. 稲刈2日目

    稲刈2日目。午後から雨模様ということで、早朝の6時から。放置竹林に出かけて、稲架掛け用の架台づくりのために、真竹を20本伐採する。昨日ほどぬかるんでいないので、昨日よりは効率がいい。いつもの飯尾、若林、大友のメンバーに、海のほうからさざなみ写真館の鈴木さん、シーカヤック日本一周の鈴木さんも参加してくれた。早川くんの田んぼも稲刈。ママさんと子どもたちも、たくさん参加していた。[続きを読む]

  5. マコモダケの栽培

    これはマコモダケ。イネ科の「マコモ」という植物の根元にできる。いわば肥大化した茎だ。なかなかおいしい。クセの全くない柔らかいタケノコモのような食感。天ぷら、油炒め、カレーや味噌汁の具などにもあう。昨年から田んぼでマコモダケを栽培してみた。百古里(すがり)で不耕起栽培している池谷さんから、株分けしていただいた。それを適当に植えただけ。どんどんと増えていった。草丈は2メートル以上になる。[続きを読む]

  6. 竹細工職人の梅沢貞夫さんが訪ねてくれた

    竹細工職人の梅沢貞夫さんが訪ねてくれた。いつも泣きだしてしまうあかりが、梅沢さんに抱かれて安心したような表情だった。かれの手はとても大きい。がっしりしている。なんと竹細工歴74年。10歳のとき、崖から転落して大怪我をした。たいへんな山奥で医者もいない。片道2時間以上もかけて、自転車に乗せられて病院へ。しかし、麻酔もない。そのまま片足を切断。[続きを読む]

  7. 祭といえば、酒はつきものだが

    集落の祭りが近づいてきた。もちろん神事がメインではあるが、祭といえば、酒はつきものだ。無礼講で酒を飲んで談笑する場となる。ぼくは酒は断ったので、酒の場にはあんまり近づかないようにしている。酔っぱらいを相手に話をすると、堂々めぐりで疲れることが多いからね。お祭のときにはどうしているの? と、おばあちゃんたちに聞くと、家でじっとしているという。[続きを読む]

  8. おばあちゃんパワーをうまくお借りできれば

    おばあちゃんたちが、うちの栗が放置されているので、心配でひろってくれた。楽しいから選別もお手伝いするよ、と。ありがたい。おばあちゃんたち、時間がたっぷりある。おしゃべりが好き。そうしたおばあちゃんパワーをうまくお借りできれば、いろいろできることがありそう。たとえば、小豆や大豆の選別。あるいは子守とか。ところで、むつかしいのは、どういうかたちでお礼をしたらいいのかだ。[続きを読む]

  9. やっと稲刈 一日目

    雨続きで延び延びになっていた稲刈。やっとできた。一日目。まずは太陽に向かって祝詞をよんでスタート。雨のために田んぼは水が引かないので、ぬかるんでいる。足を取られるし、機械はうまく操作できないしで、とても疲れた。やっと田んぼ1枚。あと8割の田んぼが残っている。明日は、朝の6時からふたたび稲刈。[続きを読む]

  10. 山里には達人が多い

    山里には達人が多い。とくにお年寄りがすごい。この方、86歳。バリバリの現役。ススキを鎌で刈って束ねて背負い、山の上まで歩いて行く。生き生きしている。何を聞いても、即座に適確なこたえをくれる。みんな体験をとおして実地で体得したところから。あんたんとこの田んぼがいもち病だって? ああ、それは栄養過多だね。それと、沢の水を引きっぱなしで低温になったからだよ。[続きを読む]

おすすめ春野くらし

  1. はるのびより 創刊号
  2. アクセサリーを作って
  3. てんてぐ村

最近のエッセイ

ページ上部へ戻る