日々のエッセイ
10.72016
祭といえば、酒はつきものだが
集落の祭りが近づいてきた。もちろん神事がメインではあるが、祭といえば、酒はつきものだ。無礼講で酒を飲んで談笑する場となる。ぼくは酒は断ったので、酒の場にはあんまり近づかないようにしている。酔っぱらいを相手に話をすると、堂々めぐりで疲れることが多いからね。
お祭のときにはどうしているの? と、おばあちゃんたちに聞くと、家でじっとしているという。男衆に混じって、酒を飲むなど考えられないし、落ち着いて座っている場もない、という。
男たちは酒を酌み交わす。女性たちは、台所仕事ということになる。女性たちが酒を酌み交わして談笑している姿は見たことがない。山里はまだまだ男尊女卑のようにみえるのだが。
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