日々のエッセイ
2.142016
山繭をそだて、生糸で機織りをしている
きょうお会いした鶴田さんは、山繭をそだて、生糸で機織りをしている。この山里にそんな人がいたのかと、とっても新鮮だった。
一つの繭から1キロメートルの生糸がとれる。鮮やかな緑色をした繭となる。布は薄緑色に輝く。蚕のように桑の葉ではなくて、山繭はクヌギのような葉っぱを食して育つ。蚕の部屋で買うのではなく、屋外で飼う。クヌギなどの樹木の林に網をかけて、そこに繭の卵を置く。
近々、その樹々たちの移し替えをする。秋葉神社の下社の近くに、クヌギの林を作ってそこで山繭を育てるという。三月に山路くんが根っこから掘り起こして作業に当たる。どなたか興味のあって手伝いたいという人がいたら、連絡ください。
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