農業・林業

  1. せっかく掛けた稲が泥まみれ

    せっかく掛けた稲が泥まみれ。昨夜の大雨と風のために、稲架掛けが倒れてしまったのだ。雨のために田んぼに水が湛えられていたので、悲惨な状態になった。(下の写真は倒れる前)30メートルくらい一列につなげた稲架掛けだった。重さの偏りと捻りが起きると、力が逃げないで集中してしまう。それで、中央の棒が折れてしまったのだと思う。また、竹の三脚の足元がぬかるんでいて、ふんばれないで弱かったこともある。[続きを読む]

  2. アイガモたちがのびのびと田んぼを歩く

    田んぼを仕切ってアイガモ君たちを隔離していたのは、実った稲が食べられてしまうからだった。稲刈が終わったので、仕切りを外して刈田に自由に出入りさせることにした。カモ君たちは大喜びで、泥の中の虫や草を食べていた。刈田には、刈り残した稲がたくさん。さらには、ヒエの種やいろいろな雑草が生えているので、カモ君たちにすっかり掃除をしてもらう。翌年の雑草対策になる。[続きを読む]

  3. ついにマムシが

    うわっ、蛇がいる。とぐろまいている。飯尾さんが叫んだ。鎌で稲の手刈りしているときのことだ。見たら、マムシだった。ほかのヘビとちがって、人の気配がしても逃げないのだ。だから知らずに踏んづけたり、草刈りをしているときに手や足を噛まれることがある。上の写真の鈴木さんなど、裸足だし。稲刈にはこういう危険もある。つついてみたが、じっとして逃げない。さて、どうしようか。[続きを読む]

  4. マコモダケの栽培

    これはマコモダケ。イネ科の「マコモ」という植物の根元にできる。いわば肥大化した茎だ。なかなかおいしい。クセの全くない柔らかいタケノコモのような食感。天ぷら、油炒め、カレーや味噌汁の具などにもあう。昨年から田んぼでマコモダケを栽培してみた。百古里(すがり)で不耕起栽培している池谷さんから、株分けしていただいた。それを適当に植えただけ。どんどんと増えていった。草丈は2メートル以上になる。[続きを読む]

  5. 竹細工職人の梅沢貞夫さんが訪ねてくれた

    竹細工職人の梅沢貞夫さんが訪ねてくれた。いつも泣きだしてしまうあかりが、梅沢さんに抱かれて安心したような表情だった。かれの手はとても大きい。がっしりしている。なんと竹細工歴74年。10歳のとき、崖から転落して大怪我をした。たいへんな山奥で医者もいない。片道2時間以上もかけて、自転車に乗せられて病院へ。しかし、麻酔もない。そのまま片足を切断。[続きを読む]

  6. おばあちゃんパワーをうまくお借りできれば

    おばあちゃんたちが、うちの栗が放置されているので、心配でひろってくれた。楽しいから選別もお手伝いするよ、と。ありがたい。おばあちゃんたち、時間がたっぷりある。おしゃべりが好き。そうしたおばあちゃんパワーをうまくお借りできれば、いろいろできることがありそう。たとえば、小豆や大豆の選別。あるいは子守とか。ところで、むつかしいのは、どういうかたちでお礼をしたらいいのかだ。[続きを読む]

  7. やっと稲刈 一日目

    雨続きで延び延びになっていた稲刈。やっとできた。一日目。まずは太陽に向かって祝詞をよんでスタート。雨のために田んぼは水が引かないので、ぬかるんでいる。足を取られるし、機械はうまく操作できないしで、とても疲れた。やっと田んぼ1枚。あと8割の田んぼが残っている。明日は、朝の6時からふたたび稲刈。[続きを読む]

  8. 山里には達人が多い

    山里には達人が多い。とくにお年寄りがすごい。この方、86歳。バリバリの現役。ススキを鎌で刈って束ねて背負い、山の上まで歩いて行く。生き生きしている。何を聞いても、即座に適確なこたえをくれる。みんな体験をとおして実地で体得したところから。あんたんとこの田んぼがいもち病だって? ああ、それは栄養過多だね。それと、沢の水を引きっぱなしで低温になったからだよ。[続きを読む]

  9. この2カ所の畑を借りることになった

    この2カ所の畑を借りることになった。楽舎の事務所のすぐそば。二枚刃の草刈り機で3時間、草刈り完了。草が枯れたところでトラクターで耕うんする。さて、その後、なにを植えようか。小麦、菜の花、ヘアリーベッチ、レンゲ……。この場所で、ニワトリとトカラヤギを飼うことになるかもしれない。[続きを読む]

  10. 除草剤を使わないでみんなが無農薬で栽培していけば

    きょうの稲刈の予定が雨のため、明日に延期となった。祭りの準備で、田んぼの所有者は草刈りをしている。まだ草刈りしていない田んぼに生えている雑草も、なかなか風情がある。この里山はホタルもでるんだ。除草剤を使わないでみんなが無農薬で栽培していけば、いろいろな生き物たちが暮らすゆたかなフィールドになっていく。来年に向けて、菜の花、レンゲの種を蒔いてみようか。[続きを読む]

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