日々のエッセイ

駒大生に向けての緑陰講座のカリキュラムつくり

この夏、駒澤大の長山ゼミの学生たち40人が、春野にやってくる。オートキャンプ場「川音の郷」に滞在しながら、春野の現地を訪問。夜通しの討論を経て、その研究成果を〈まちなか〉で発表してもらう。
楽舎が主催のイベント。いまチラシとポスターづくり、緑陰講座のカリキュラム、現地視察のクルマや運転手の手配など、段取りしているところだ。
2日間ほど、川のほとりで緑陰講座をひらく。朝から夜まで、さまざまな実務者に話をしてもらう。ぼくがインタビューしながら。さて、どんな人たちか……。
「狩猟とジビエ、広葉樹の森作り」山下太一郎さん。「自伐林業とお茶の輸出」森下廣高さん。「集落をあげての有機茶栽培と若者の就業支援」鈴木猛史さん。 「新規就農と地域コミュニティづくり」宇野さん。「気田川でのカヤックあそびと海と川と森のはなし」大津さん。「天竜川の治山治水を行った金原明善のはな し」木下恒雄さん。
その他、候補として、キウイの栽培と販売、日本一のお茶づくり、わさび田つくり……など。こうしてみると、おもしろい人がたくさんいる。トンネルの前で喫 茶店を開いている大脇さんにもきいてみた。当日は、あいにくオランダにでかけていると言っていた。え?なにしに? お茶を売りに行くんですよ、と。ひとり でロシアやオランダにお茶を売りに行く、そしてかれは居合い抜きの達人なのだ。
こうした、ユニークな人たちをスカウトして、朝から夜まで、ぶっ続けの講座を開催する。学生たちには、濃すぎて消化不良になるかな。まあしかし、インパクトがボディブローのように効いて、山里暮らしのありようの学びになるかと思う。
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