日々のエッセイ
8.32016
イモチ病が発生した
稲作でこわいのが、日照不足や冷害、台風の水害など天候不順。そして、病気だ。
ひとつの田んぼの稲は、葉っぱがまだらに茶色になっていた。イモチ病だ。これは、伝染病の一種で、他の健康な稲にも広がっていくかもしれない。昨年も、一部、この病にかかった。その稲は実っても中身がスカスカで収穫できなかった。
無肥料・無農薬の自然栽培、しかもアイガモがせっせと虫や雑草を食べてくれている。病気には強いはずだった。しかし、事実、病気にかかっている。
原因はわからない。ひとつには、稲の抵抗力が弱いため。それは、田圃の水もちが悪いので、いつも冷たい沢の水を引いている。そのため低温障害で抵抗力が落ちているのかもしれない。
また、密集して植えたので、風通しが悪かったのかもしれない。そもそも種籾の消毒不足で、種にくっついていたカビから発生したのか。こういうとき、普通は、農薬を使うのだが、さてどうするか。
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