日々のエッセイ
8.82016
アイガモの処分の考え方
はやいもので、もう稲穂が出てきた。これから受粉して、実ることになる。コシヒカリとキヌヒカリなので、早稲だ。水温の低い田んぼは、まだこれから。
さて、問題はアイガモ。このまま田んぼに入れておくと、稲穂が実って垂れ下がる頃には、稲穂に飛び上がって食べてしまう。ので、近いうちに、田んぼから移動させなくちゃいけない。
まだ稲穂が出ていない田んぼに、みんな集める。やがて、マコモダケを栽培しているエリアに集めてしまう。
エサはまだ200キロくらいある。いまの1日4升ペースだと、あと50日くらいもつ。しかし、9月中旬には、エサがなくなる。それまでにアイガモを処分しなくちゃいけない。
どういう方法があるか。自分たちで解体する。アイガモを肉にしてくれる業者にひきとってもらう。農家民宿などにあげる。料理屋に売る。ほしいひとにあげる、など。
まずは、自分たちで1羽、解体してみる。解体ワークショップー行う。それで、自分たちで、スムースにできるのであれば、みんな解体して冷凍保存する。
アイガモの処分の考え方。叩き台。
1)田んぼのメンバーで、「自分で解体する」「庭で飼う」という人には、無料で差し上げる。
2)「肉だけほしい」という人には、1羽2,000円の実費で分ける。内訳として、兵庫の「わはは牧場」に依頼すると、1羽につき1,000円の解体費用、取りに来てくれる運賃が3万円。ちなみに、ヒナ代金500円、これまでのエサ代などはカウントしていない。
3)メンバー以外で、「生きたままほしい」という人がいたら、1羽1,000円でわける。農家民宿で、1羽1,000円でもらってくれるところがある。
4)ジビエ料理屋さなんで、1羽700円で買ってくれそうなところあり。その他、フランス料理屋など、ルートを調べている。または、動物園とか。
5)ともあれ8月中に、いちど解体ワークショップをひらく。場所は、〈らくあん〉の調理室。きょうたまたま、解体できる人が訪ねてくるので、打ち合わせしてみたい。
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