日々のエッセイ
9.162016
「農業体験をしたい。どんなことでもやります」。三人の若者が楽舎を訪ねてくれた。
「農業体験をしたい。どんなことでもやります」。三人の若者が楽舎を訪ねてくれた。ぼくのブログをいつも読んでいて、アイガモ農法など関心をもってくれていた。
やる気があれば、メニューはたくさんある。田んぼの稲刈、大豆の収穫、味噌作り、蕎麦づくり、アイガモの解体、ブルーベリーの剪定、小屋作り、空き家の改修など。
楽舎の田んぼと畑、ブルーベリー園を案内した。空き家も2棟、見せた。いずれも、ただで貸してくれる。ただ、自分たちで改修しなければいけないけど。
かれらは幸い若い。ワザや知識がなくても、やる気さえあればなんでもできる。先生はたくさんいる。田んぼなどは、素人のぼくでもできたので、なんとかなる。
山里は、若者が〈まちなか〉に行って帰ってこない。だから逆に、若者が山里にきてくれると、喜んでくれる。好意を寄せてくれる。サポートしてくれる。
空き家を改修してみたいって? 草刈りなら手伝うよ。草刈機もチェンソーも貸すよ。ユンボも借りてきてあげる。使ってないビニールハウスが3 棟ある(3枚目の写真)。農業をやりたければ、タダで貸してあげる。案内する過程で、会っひとは、5名。びっくりするほど、みんないい人ばかりだった。
とりあえずは、今月末からの楽舎の稲刈の手伝い、大豆の収穫にきてもらう。そうして、廃墟に近い空き家(1枚目の写真)の草刈りと改修をして、泊まれるくらいにもっていく。
また、わがやの敷地1700坪の活用もしてもらおうか。納屋を片付けて草刈りして、自由に寝泊まりできるように使ってもらってもいい。〈まちなか〉のひとたちが、農業や林業体験のできるスペースに活用してもらおうかと思っている。
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