日々のエッセイ
11.52017
春野を案内した
まちなかでブリーダしているが、近所から鳴き声がうるさいと苦情が出る。子どもも萎縮する。山里に暮らしてブリーダの仕事をしたい。
ということで、訪ねてこられたので、春野を案内した。といってもすぐに貸してくれる空き家はない。雨漏りとか廃墟に近いものはたくさんあるのだが。
まずは春野入門編として、移住者の暮らしぶり、地域の人を紹介した。空き家はたくさんある。しかし、家主との交渉には時間がかかる。
ぼくが住みたくなるよう川沿いのすてきな家がある。日当たりのいいところに2軒の空き家がならぶ。すがしいキャンプ場の近くに空き家がある。しかし、年に数回、帰ってきてお茶を刈りにくる。夏になると別荘帰りに帰ってくる。そんな所が多いい。
市の「おためし住宅」もある。だが、犬がいたら無理。子どもが来年中学というので、早くどこに住むのかきめて、移住の準備をしたいという。
ま、そんなにすぐにきめたら、あとで後悔することにもなる。春野に何度か通いつつ、人間関係を広げていくところから。そうなれば、自然と空き家が手に入るかもしれない。
ただ、空き家は自分で手直しが必要。その費用もみなくてはなない。また、補修や手直しして住みやすくなったところで、相続が発生して、家を返してくれというリスクもある。ある程度の資金があれば、土地と家を買ったほうが安心という話もした。
まあ100万円や200万円をぽんと出せば、売ってくれる家もあるかかもしれない。年に一度くらい帰ってくると言っても、基本的に、空き家は持て余している。買ってくれる人がいれば、そくらいでもいいかな、という話にもなる。まあ、あとは双方の人間性、タイミングなど、やはり縁だなあと思う。
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