日々のエッセイ
10.72018
空き家の解体をしたいということで、相談されている
空き家の解体をしたいということで、相談されている。本人は、神奈川にいて春野の空き家を維持できない。墓も移した。春野に戻ることもない。
土木・建築に詳しい友人に見に行ってきた。隣家の方といろいろお話もしてきた。親しみやすい方であった。
しかし、解体となると費用は、やはり100~120万円は掛かりそう。
ならば、住みたいとひとがいれば、タダで譲ってしまって(ノシつけても)住んでもらうのがいい。家財道具はほとんどない。中を見てないが、すこし補修すれば住めそうな気がするが。
まあしかし、問題はいろいろある。
借地(年間3万円︰しかし地主と交渉して安く譲ってもらえばいい)。湿気が強い。杉の木が生い茂り近くに川がながれ、日当たりも風通しもよくない。夏暑くて冬寒い。隣家が近い。家のすぐ近くに駐車スペースがない。山里なので、いろいろ不便。家をたたむ時には、最終的には処分することになるので、そこは費用は自分持ち。
……ということで、住んでもらえるのは難しそうかな。でも、興味ある人がいたら、連絡されたし。
いなかったら、解体屋を紹介して一件落着。あるいは、一年がかりでも、ゆっくり解体可能なので、やってみたい方に、つなげたい。
こうした物件は、これから、たくさん出てくる。ひとつのケーススタディとなる。
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