日々のエッセイ
12.272017
「春野の畑で青空キッチン」さて、施設をどう作るか
いま企画しているのが「春野の畑で青空キッチン」。ポイントは「食べる」こと。「畑で調理して食べる」こと。
みんなで収穫して、その場で調理して食べられる。土づくりから、栽培、収穫、調理のプロセスを一貫して体験できる。まちなかの人も、農業体験として参加できる。
そのためにも「場」づくりだ。ゆったりした休憩所をつくる。中には、耐火レンガでカマドも石窯も作る。「火」があって、「食」が基軸にあると、おしゃべりもすすむ。集いやすい。「火」があると、空間は質的に変わるものだ。
調理と食事ととくつろぎの場。そこは、おしゃべり空間、出会い空間、絵本の読み聞かせ、ぼんやり過ごす場、農作業の休憩場、説明会の場、ものづくりの場。いろいろ使える。
地域の人たち、じいちゃん、ばあちゃんたちが、気軽に寄ってくれるようにしたい。そこで、お年寄りの知恵をお借りしたい。子どもたちの遊び場にも。子育てママの交流の場にも。
ということで、問題は施設をどうつくるかだ。経費だ。マンパワーだ。
山里には達人が多い。ひとりで家を作った方は、何人もいる。間伐材も入手しやすい。木を伐って製材する人もいる。そういう人の力を結集できればすばらしい。
ま、かんたんなのは、既存のビニールハウス(5メーター×20メータ)を移築すること。昨年、つくった間伐材の小屋を増設していく。角パイプを安く譲ってもらって、溶接して作る。
ただし、農地に建てるという制約もある。地目変更しないと、農作業小屋しか建てられない。台風で気田川が増水して、水が逆流してあたりが水没するリスクもある。近くの小高い丘を借りて作るという選択もある。地主との交渉もある。
そんなことで、この数日は、農家民宿の人、土木建築の経験者、木工の人など、いろいろな人とアイデアを出しているところ。ぼくは企画書と予算作りを。
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