日々のエッセイ
2.192018
「仏教の源流、インドを学ぶ」。「楽舎の学校」の2つ目の企画
「仏教の源流、インドを学ぶ」。「楽舎の学校」の2つ目の企画。講師は、横田スワルナリさん。東インドのベンガル州出身。
夫が春野出身で、夫婦で実家を訪ねた折にいつも寄ってくださる。日本語が堪能で、インド哲学、歴史、宗教、日本の仏教についても詳しい。
仏教はインドのお釈迦さまがはじめて、数百年に渡ってインド国内に伝播。中国、東南アジア、チベット、日本へと伝わった。その歴史も2500年にも及ぶ。
仏教の基礎には、インド人のものの考え方がある。インド人の思惟方法がある。ヒンドゥーの哲学がある。そのあたりから、説き起こしてくれた。
インドという国は、なにしろ広大。ヨーロッパの国が14も収まるほどだ。言語も細かく言えば、2000くらいある。文法も文字も異なる。宗教、価値観もさまざま。そんなひろがりのある地域が国としてまとまっている。たいへんなことと思う。
インド人のものの考え方には、「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」という古典の伝統がある。では、ヒンドゥーの哲学とは何か。そして、仏教とはどういう関係があるか。そんな話をしてもらう。参加者からも積極的な質問も出て、活発な講座となった。
また、スワルナリさんは、手作りのインドのお菓子、スナック、そしてティーを持ってきて下さった。
次回は、4月29日(日)14時から。ふれあい公園の研修室。
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