日々のエッセイ
7.62018
大雨になると保育所は休みに
お母ちゃんは、あかりがいないときだけ、集中して仕事ができる。父ちゃんも同様。なので、保育所があると助かる。さいわい朝の9時から13時まで預かってもらっている。
けれども、保育所は休みになることがよくある。たとえば、大雨のためだ。どうして、大雨で休みになるのかというと、こういうことだ。
じつはこの保育所は養護施設がメインだ。子どもたちは、ここから小中学校に通う。その子たちが学校に行っている間、保育をしてもらっているのだ。
春野の山間部では、大雨になると通行禁止の区域が発生する。崖が崩れたり、増水して危ない。そうなると、スクールバスが行けなくなる。
スクールバスが行けないと、その地域の子どもだけ教育が受けられないことになる。義務教育の趣旨からして、一人でも授業が受けられないと不平等になるのだろう。それで、全校休講となる。
休講になれば、子どもたちが施設にいる。そうなると、幼児は保育できなくなる。
ということで、昨日からの大雨で、きょうも保育所はお休み。あかりとダンボールで家を作ったり、森の怪物ごっこしたり、絵本を読み聞かせながら、仕事をするということになる。
いまもあかりを膝に載せて映像を見せる。パソコンモニターの左に恐竜のアニメ、右のスペースでパソコン入力をしている。ティラノサウルスだぁ、やっつけてやるーーみたいなアニメを見ながら、こちらは企画書などをつくったりすることになる。なんとも集中力が培われるなぁ……。
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