日々のエッセイ
9.222018
雨の中 音声入力してみた
家の中にずっといたんじゃつまらない。友だちと一緒に遊びたいよー、友だちと一緒に遊びたいよー。あかりが、泣いている。
でもね、この山里には、おんなじくらいの友だは、ちっともいないんだ。おじいちゃんと、おばあちゃんばかりだね。
それであかりを連れて、ほたる公園にやってきた。でも、外は雨が降っている。ずっとこの東屋の下で待っていよう。
この雨の中で待っていたら、友だちがやってくるかもしれないよ。
それじゃあ、待ってる。あかりは言う。
ほら、チョウチョが飛んでるね。草の中から、こおろぎの音が、ヒリヒリヒリヒリと聞こえてくる。鈴虫の音も聞こえるよ。リーンリーン。
あれれ、鳥の声が聞こえるね。いまピピーって鳴いた。あれはヒヨドリかな。それからカラスの鳴く音だって、聞こえるね。
これはね、猫じゃらしと言うんだよ。ほら猫の前で、ゆらゆら揺すったら、猫が遊ぶんだよ。
あの向こうに見える赤い花はね、曼珠沙華。お彼岸の季節に咲く真っ赤な花だよ。
見た目は、あかりちゃんとちょっと違うけれどもね。それもみんなお友だち。鳥さんも虫さんも蝶々さんも、お花も、みんなお友だちなんだよ。
※iPhoneもって、雨の中、音声入力を使って書いた。もちろんあとで、編集したけれど。便利だ。
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