日々のエッセイ
5.172015
山里は空き家ばかり
山里は空き家ばかり。昨日、訪れた勝坂の集落などは、隣同士、連続4棟が空き家だ。20棟くらいの空き家がある。そのまま放置されているので、廃屋になりかけている。町が国の補助金でつくったロッジや茶店など、閉店のままのところが6棟もある。使われなくなれば、そのまま廃屋の道をたどる。
自治会が管理して活用できるかというと、これは難しい。なにしろこの集落は14世帯、しかも高齢者ばかりである。費用を賄うのも大変だし、活用法もみえない。いまの流れとして、市としては活用されない資産を次々と壊してしまう勢いである。こうした空き家と廃屋を借りて、学生たちが自力で改修して活用するという道もある。雨漏りした家などは、改修といってもかなりの手間とカネがかかるが。ロッジなどは、〈おためし住宅〉として、若い世代に貸し出すことも可能だと思う。
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