日々のエッセイ
5.172015
学生たちを連れて春野を案内
きのうは、学生たちを連れて春野を案内した。浜松学院大の地域共創学科、津村先生と学生たちが来訪。楽舎が受け皿となって、地域おこしのプロジェクトをすすめていくことになる。
6月からスタートする「楽舎の学校〈らくあん〉」を案内。ここで10人は寝泊まりができる。自己紹介は、ほたる公園で。知らないおじさんが寝ていたところに、どやどやとぼくらが集まる。おじさんも、ついでにミーティングに参加してくれた。
まずは、「そば処一休」さんを訪ねて、手打ちそばをいただく。店主の青木さんは、自力で4棟の家を建てた。学生たちの家づくりもテーマなので、現場の指導は一休さんにお願いする。わがやの敷地なら、数棟、建ててもらってもいい。
つぎに、中山間地の空き家の現状把握として、400年つづく神楽の里、勝坂の集落を案内。ここは14世帯で、あちこち空き家ばかりだ。学生た ちが、まるごと1棟を借りて改修することもできる。使ってないロッジも5棟ある。また、廃校の勝坂小を活用してイベントもできる。秋には、勝坂神楽のお手伝いもしても らうつもりだ。
つづいて、平木の集落へ移動。間伐材で作った福山さんの3坪住宅を見せた。ひとりで2棟を建てた松本さんの家を案内する。ついでに、わがやの 1700坪の敷地をみてもらい、草刈やら納屋の片付け、薪割り、農作業など仕事はたくさんできるよ、と。そうして、最後に、3反ある楽舎の田んぼを見てもらった。さてさて、こうして素材はたくさんありすぎ。どんなふうに関わってもらうか、大学の底力もためされる。これから手探りだ。
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