日々のエッセイ

茶畑が放置されていく

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茶摘みの季節だが、そのまま伸び放題になっている茶畑が多い。こちらは、ご近所の茶畑。広さは3反(1000平米)くらいはあるだろうか。所有者はひとり暮らしで、90歳になる。昨年から、もう茶摘みはできなくなっている。体力的にたいへんだし、これだけのお茶を摘んだところで、製茶の費用ばかりかかって、販売できるはずもない。親戚や知人に配ってもあり余る。そんな茶畑が、あちこちにある。

お茶の価格は低落の一途だ。そもそも、みんなお茶を飲まなくなった。「おーいお茶」みたいなペットボトルで済ませてしまう。内閣の会議のような風景を見ても、各人の前には、ペットボトルが並んでいる。輸出の可能性もないではないが、放射能の問題もあって、台湾なども日本の食品は輸入しなくなってきている。

ということで、ますます茶畑は放置されていく一方だ。こういう茶畑の管理を、学生たちが行うという道もある。茶摘みなどは一斉にやれば、いい体験となる。しかし、問題は日頃の管理だ。現場で管理する人が必要だし、ワザも知識も手間もヒマも金もかかる。せっかく培ってきたお茶の栽培の歴史が、このまま終わっていっていいものかどうか。

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