日々のエッセイ
5.252016
なんとかアイガモは間に合いそう
アイガモ農法でお米を作る計画で、熊本の孵化場に40羽を手配した。ところが、先の大地震で孵化器が壊れ、ショックでオスが交尾しなくなった。そのため予定通りに孵化しない。だいたい3割の孵化率だという。
このままでは田植えに間にあわない。アイガモを放つ目的は、田植えの後から次々と生えてくる雑草を食べてもらうことだ。草が育ってしまってからアイガモを 放っても、もう大きな草は食べてくれない。ひとが毎日、除草する羽目になる。水田でカモを飼うというだけで、意味がない。
やむなく熊本はキャンセル。そちらの紹介で大阪の孵化場に手配することになった。1羽520円。アイガモはそもそも、野生のマガモとアヒルのミックスとい うことだが、大阪のほうは、マガモの性質が強いという。小さいけれども、食べるにはとても美味しい。野性味があって繊細。適応するのが難しいとも聞く。
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