池谷啓の記事一覧

  1. 第2回ラブファーマーズ・カンファレンス   春野の暮らしをかたる

    第2回ラブファーマーズ・カンファレンス(9/2~4)が、春野で開催される。全国の有機農業者の集い。昨年はのべ500人ほど、きてくださった。昨年に続いて、歌手の加藤登紀子さんも手弁当で来てくれる。ぼくとしては、有機農業一筋で、村おこしをされた霧里農場の金子さんの話が聞けるのが楽しみ。移住相談のブースも出して、ぼくはそこにいる予定。また。[続きを読む]

  2. 知的障害者30名余が春野を訪れたいという

    知的障害者30名余が春野を訪れたいという。名古屋からだ。友人からの依頼なので、いま企画を練っている。まあ、春野の魅力発信・交流促進事業ということで。スタッフ入れて40名くらい。バスでの往復。日帰り。11月の第一週。ということは、稲刈の体験もできる。次の3つのステージを考えた。日帰りだと忙しい旅になるね。ちと欲張り過ぎかな。第1ステージ:「熊切川のせせらぎ」。川遊び、近くの森の散策。[続きを読む]

  3. 炎天下の立ち話

    炎天下、近所のMさんと立ち話。嫁いだ一人娘を、先日亡くした。ガンだった。この年で、子どもに先立たれるというのは、さぞやつらかろう。しかも、たったひとりの娘だった。のこされたのは、夫と高三、中三、中一の子ども。むつかしい年頃だし、夫はこれからがたいへん。Mさんは82歳。夫は90歳で、耳が遠い。夫婦でもほとんどコミュニケーションがとれない。話が通じないので、集いにも参加しない。[続きを読む]

  4. 山里のお盆

    山里に暮らすと、法事に関わるおつきあいが多くなる。なにしろお年寄りが多い。これからもますます増える。おなじ自治会だと、顔も見たことないのに、お通夜や葬儀に出なくちゃいけなくなる。おなじ組になれば、駐車場やら火葬場やら、坊さんを迎えにいくとか、いろいろな役がある。女性だと料理したり配膳したり。お盆になれば、迎え盆と送り盆のときに挨拶にいく。[続きを読む]

  5. 小さいほうのグループのカモ君たち。

    小さいほうのグループのカモ君たち。黄色い産毛から、次第にたくましい茶色に変わってきている。まだ、鳴き声はピヨピヨと聞こえる。ごはんだよーというと、どどどっと寄ってきて、手から餌を食べるのだ。[続きを読む]

  6. カモ君は必死の脱走

    カモ君は必死の脱走。毎日、カモ君を追いかけてとっ捕まえている。昨日は11羽、きょうは9羽。明日も、また脱走していると思う。猛烈ダッシュを数本、繰り返して、もうヘトヘト。[続きを読む]

  7. これまでの総労働時間は、ざっと860時間。

    これまでのみんなで関わった田んぼの作業内容と労働時間は、すべてエクセルで入力している。これまでの総労働時間は、ざっと860時間。これ、たとえば人を雇って、時給千円で換算すると、86万円。交通費とか、保険とかは、なし。今年になって、道具、資材、修理代など、かかった経費はざっと50万円余。[続きを読む]

  8. アイガモの処分の考え方

    はやいもので、もう稲穂が出てきた。これから受粉して、実ることになる。コシヒカリとキヌヒカリなので、早稲だ。水温の低い田んぼは、まだこれから。さて、問題はアイガモ。このまま田んぼに入れておくと、稲穂が実って垂れ下がる頃には、稲穂に飛び上がって食べてしまう。ので、近いうちに、田んぼから移動させなくちゃいけない。まだ稲穂が出ていない田んぼに、みんな集める。[続きを読む]

  9. 主催するイベントが目白押しなのに、あらためて気がついた

    秋から冬に向けて、主催するイベントが目白押しなのに、あらためて気がついた。主催するというのは、なかなかストレスが日々迫ってくることだ。なにしろ、ゼロから企画して、講師を依頼して、段取り。チラシを作って、配布して、プレスリリースして、人集めして、当日は、司会しながら運営する。9月に春野カフェで駒大とのトークイベント。9月から〈らくあん〉での毎月2回の山里講座の開催。[続きを読む]

  10. 村民の2割が移住者。そんな村がある。上野村だ。

    村民の2割が移住者。そんな村がある。人口は1,300人。移住者が260人(ほとんどが平成に入ってからの移住)。その名は、群馬県上野村。東京都心からクルマで約2〜3時間。哲学者の内山節さんが暮らしている。高齢化率43%、森林面積は95%。典型的な山間の過疎地域だ。どうして、こんなに移住者がたくさんいるのか。哲学者の内山節さんの発信力、魅力も大きい。なにより、行政の取り組みがすごい。[続きを読む]

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