池谷啓の記事一覧

  1. なんとかアイガモは間に合いそう

    アイガモ農法でお米を作る計画で、熊本の孵化場に40羽を手配した。ところが、先の大地震で孵化器が壊れ、ショックでオスが交尾しなくなった。そのため予定通りに孵化しない。だいたい3割の孵化率だという。このままでは田植えに間にあわない。アイガモを放つ目的は、田植えの後から次々と生えてくる雑草を食べてもらうことだ。草が育ってしまってからアイガモを 放っても、もう大きな草は食べてくれない。[続きを読む]

  2. 耕作放棄地のよみがえり

    山里は過疎と高齢で、農業は立ちゆかない。耕作放棄地ばかりが広がる。楽舎は今年、あらたに2反(2,000平米)の休耕田を借りた。20年もの耕作放棄地なので、なかなか手ごわい。昨年から借りている田畑を合わせて、6反(6,000平米)になる。役所に出かけて、アイガモの電気柵の補助金について聞いた。電気柵と網は、ひとつの田んぼに12万円くらいかかるが、その半額の補助金が出る(獣害対策として)。[続きを読む]

  3. アイガモを見学

    アイガモが届いたというので、中道農場に見学に行ってきた。いつもは熊本から取り寄せるが、地震のために孵化がうまくいかなくて、数が足りない。急きょ、鹿児島の薩摩カモを取り寄せて空輸。名古屋の空港まで取りに行ってきたという。孵化して24時間で到着。まずは巣箱に入れて電球などで寒さ対策。プールに水を貼って少しずつ水に慣らしていく。そして、5日目で田んぼに放つ。もう、悠々と泳いでいた。これは可愛い。[続きを読む]

  4. 稲の苗が育ってきている

    稲の苗が育ってきている。種籾を水につけて1週間で発芽。育苗箱に土を入れて播種、シルバーポリをかぶせて6日間だ。この間は水を与えなくても、ドームの中で水分が循環している。が、まだ苗が出てきていない箱もある。ずいぶんとバラつきがあるのは、どうしてか。種にチカラがなかった。土を盛りすぎた。土が悪かった。水が少なかった。日当たりが悪かった。いや、もうすこし待てば、ちゃんと育つと思いたい。[続きを読む]

  5. 成長に目を見はる

    子どもの日々の成長ってすごいな。一年前は、お腹のなかにいた。それが、昨日までできなかったことが、きょう、できるようになっている。これまでは、立つことができても、座るのが怖くて泣いていた。それが、すんなり座るようになった。指の動きが細やかになってきた。絵本を読んであげると、はい次とめくるようになった。拍手ができるようになった。リズムにあわせて、ちょっとずつ拍手をする。[続きを読む]

  6. 田んぼの進行状況

    故障していたトラクターは農協が出張で直してくれる予定。来週には部品も調達して動くようになるはず。スイッチ交換、エアフィルタ交換。爪も交換。そして、来週、もう一度田起こし、耕耘する。いまのところ、28日と29日に代かきの予定。8時から。体力仕事。水田用の長靴用意。子どもは泥んこ遊びの場に。田植えは、6月4日、5日の予定。ただし、苗の育ち方による。育苗は順調。[続きを読む]

  7. 山里は草刈りがたいへん

    きょうは草刈り。わがやの敷地は、およそ1,700坪。刈らなくちゃいけない土地は、1,000坪はある。毎年毎年、えらいことだ。いつもは、背負い式のエンジン草刈機で刈る。刃はチップソーか笹刈刃。きょうは二枚刃にしてみた。プロペラのような刃だ。 これがとてもいい。破壊力がすごい。手応えが爽快。草を粉砕する感覚がここちよい。クズのツルも絡まない。ただ、刃が大きいので。[続きを読む]

  8. 田植えに向けて、懸念されることがたくさん

    田植えに向けて、懸念されることがたくさん。ひとつは、数日前にトラクターが故障して畑に放置してある。電源が入らない。エンジンが動かない。スイッチ部分がそっくり交換となる。しかし、部品があるのかどうか。なにしろベトナム人から買った中古品で、いろいろな部品の寄せ集めの機種なので、調達が難しそう。「代かき」に間にあわなければ、他から借りてくるしかない。ふたつ目は、アイガモだ。[続きを読む]

  9. 春野町を住みやすい山里にしようという思いを持った人たちの集いを

    うちからクルマで小一時間。春野町でもいちばんの外れにある60世帯くらいの川上という山里。そこで民宿をいとなんでいる富田さんに会いに行った。地域の自治会長をされている。楽舎が、田舎暮らし推進の活動をしているというので、話を聞きたいということだった。協働センターの役所の人と4人で出かける。これまでのぼくの企画した事例を説明。[続きを読む]

  10. 種籾から苗を育てる

    種籾から苗を育てるのは、初挑戦。種籾を水につけてから8日目。すでに小さな芽は出ている。育苗箱75個に土を敷いて、水切りした種籾をまんべんな く播く。一つの箱には、150グラムの種。ぜんぶでおよそ11キロの種。これが育って稲となれば、800キロのお米がとれるはず。種を播いて土をかぶせ、シルバーポリで覆う。このまま1週間。水はやらなくてもいい。[続きを読む]

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