農業・林業
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12.262016
来年は、黒大豆をたくさんつくってみよう
藁を切る。押切機でザクッザクッ。田んぼに撒く。堆肥にするのだ。トラクターで田んぼの荒起しをする。トラクターのツメに藁が巻き込まれて、なかなか手間がかかる。黒大豆の脱穀をするつもりだったが、まだ湿気ている。東屋の下で干すのはやめて、天日干しに切り替えた。昨年は200キロとれた大豆は、どうも今年は20キロくらい。10分の1だ。田んぼのほうに集中して、大豆は疎かになっていた。[続きを読む]
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12.262016
きょうから冬水(ふゆみず)田んぼのスタート
きょうから冬水(ふゆみず)田んぼのスタート。川から水を引いた。明日には、田んぼには水がたたえられている。冬水田んぼのねらいは、いろいろある。たくさんの微生物が発生する。イトミミズが発生して、土を分解して養分をつくってくれる。冬鳥がやってきて、美しい里山になる。土が柔らかくなって、代掻きしないでも、田植えができる。土壌がトロトロになって、田んぼの水持ちがよくなる。雑草の抑制効果も。[続きを読む]
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12.192016
アイガモの活用を考えている
アイガモの活用を考えている。解体して食べるのは、いつでもできる。なんとか生かしておけないものか、と。ただペットとして飼うだけでは、エサ代がたいへん。獣対策の電気柵などの設備もかかる。ニワトリのように卵を産んでくれるわけじゃあない。アイガモ農法の目的は、農薬を使わない米づくり。除草剤を使わないと、雑草がものすごい。その雑草対策のためにアイガモくんを投入した。[続きを読む]
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12.192016
その後のアイガモくんたちの行く末は
アイガモくんたちは、ぼくの軽トラの音を聞くと、遠くからよちよち歩きでやってくる。エサをくれるかと思ってのことだ。可愛いものだが、いま22羽になった。石川さんの紹介で、となり町の薬局の方がこられた。すでにアイガモを飼っていて、解体処分されるのはかわいそうだから、ぜんぶ引きとって飼ってもいいという。また、ちかくの池でも放し飼いができるともいう。[続きを読む]
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12.182016
森のないことが残念すぎる
山里暮らしの魅力は、その自然の豊かさにある。空気が澄んでいる、星空がきれい、清流がながれている。森がある、里山がある。しかし、山里に6年暮らしてみて、いつもため息が出ることがある。ああ、ざんねん。くやしい、と。このあたりの山里には、致命的に欠落しているものがある。森だ。森がないのが、いたすぎる。いや、森はある。森ばかり。けれども、それはほとんどが人工林。[続きを読む]
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12.112016
若い方たちが農業をやりたい、山里に移住しようとしている
春野人めぐり─4〉二日目のきょうは、来訪者3組4名。ゆったり話ができてちょうどよかった。若い方たちが農業をやりたいということで、山里に移住しようとしている。耕作放棄地はたくさんある。高齢になって、もうつづけられなくて譲ってもいいというお茶園、みかん園がたくさんある。そこを継承して、収益を上げていく道があるのではないかと思う。まず、有機農業をやりたいという赤ちゃんを連れた夫婦。[続きを読む]
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12.62016
アイガモくんたち、まだ元気でいる
アイガモくんたち、まだ元気でいる。くんまのたべやさん、森町の創藝舎さんなど、農家民宿などにもらわれていく。そのまま飼われつづれるカモあり、燻製になるカモあり、お蕎麦屋さんで鴨南蛮になったり……。こうして毎日、エサをやりつづけて半年。せつないものだなぁ。[続きを読む]
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12.32016
名古屋から知的障害者30名と稲刈り
パソコンのシステムが壊れて2週間ほど、投稿にブランクがある。もう古くなってしまったけど、備忘録として投稿。静岡新聞に掲載されたもの。11月7日、名古屋から知的障害者30名余が来訪。一緒に、稲刈り天日干し、脱穀の体験。さらには、餅つき、ポン菓子の実演、カレーライス。そうして、おおむらたくみさんのアイルランド民謡の演奏とパペットと盛りだくさんだった。[続きを読む]
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12.32016
不耕起栽培へのチャレンジ
〈不耕起栽培─1〉ここのところ、稲作の省力化をずっとかんがえている。ひとつのヒントは、岩澤信夫さんが提唱している「不耕起栽培」だ。肥料も必要ない。耕す必要もないという農法だ。普通は、稲刈りの後の田んぼは、荒起こして春まで放置する。春になってまた耕す。川から水を引いて代掻きする。草はみんな土に漉き込まれてしまう。田んぼは水平になる。そうして、田植えをする。そういう流れだ。[続きを読む]