日々のエッセイ
12.192016
その後のアイガモくんたちの行く末は
アイガモくんたちは、ぼくの軽トラの音を聞くと、遠くからよちよち歩きでやってくる。エサをくれるかと思ってのことだ。可愛いものだが、いま22羽になった。
石川さんの紹介で、となり町の薬局の方がこられた。すでにアイガモを飼っていて、解体処分されるのはかわいそうだから、ぜんぶ引きとって飼ってもいいという。また、ちかくの池でも放し飼いができるともいう。そこは、魚もいるし苔や水草もあって、かつて放したアイガモはずっと生きていたともいう。
その薬局の方に飼ってもらうのもいいな。くんまの農家民宿の方も飼ってくれることになっている。ということで、食べられてしまわないで、なんとか飼い続ける方向で気持ちが動いている。
このままうちで飼いつづけることもできるかもしれない。そんな気もしてきた。いま飼っている田んぼは遠いので、クルマで餌やりに行っている。それが、なかなか億劫になる。なんども見に行くこともできにくい。
ところが、うちの事務所のとなりの畑、あるいは目の前の空き地。あるいは、すぐちかくのデイサービスの畑。それはどうだろうか。徒歩1分だ。つねに見ていられる。
そうなると、そんなにストレスじゃあない。脱走したとしても、すぐにつかまえられる。このあたりなら、キツネ、タヌキ、イタチなどの獣害の心配も少ない。
エサの費用がかかるが、10羽くらいなら、なんとかクズ米を手に入れる。あるいは残飯をたべてもらうばいい。デイサービスから残飯をもらうか。
事務所の前の空き地は、ひろい。土管が置いてあるが、それはカモ君の宿にもなる。すこし掘って池にすれば、事務所から水を補給できる。
ホタル公園の入口なので、近所のお年寄り散歩コースになっている。楽しんでもらえるかと思う。あかりもアイガモと一緒に遊べそう。ということで、地主の方に相談してみた。近所迷惑にならなければ、という返事。了解がもらえそうだ。
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