農業・林業

  1. 自分でやってみてたしかめないと、たしかなことはわからない

    自分でやってみてたしかめないと、たしかなことはわからない。なにごともそうだけど、田んぼについてもそうだ。ことしアイガモ農法でやるときめたとき、各地で自然農法で指導されているMさんがぼくに言った。「アイガモでお米つくると、クソまずいお米になるよ」と断言したのだった。その話を仲間にすると、ひとりが、たしかにかつてアイガモ農法のお米を食べたとき、まずかったという。[続きを読む]

  2. 総労働時間は、1,400時間に

    お米の収穫が終わった。とれたのが570キロ。3反の田んぼでの収量としては、かなりよくない。いもち病の発生もひとつの原因。田んぼの水もちが悪いこと、無農薬・無化学肥料ということもある。中核メンバーは5名。かかわったひとは、延べにして500名。総労働時間は、1,400時間。ぼくは410時間だった。管理、打ちあわせ、情報収集、田んぼへの往復時間は入れていない。[続きを読む]

  3. きょうは大豆の収穫

    きょうは大豆の収穫。エンジン仮払機で根元から切って紐で結わえて天日干しにする。20日くらい乾燥させて脱穀となる。収穫が遅くなったので、大豆がはぜて土に落ちていそうで、こわいな。昨年は200キロの収穫だった。ことしは連作したことや、枝豆でずいぶんと食べたので、半分くらいだと思う。大豆は田んぼほど手間はかからない。手間は100分の一かな。そして、お米よりも付加価値は高いと思う。[続きを読む]

  4. 失敗したりどん詰まりになったことなら話せるが

    今月は、講演が2本。ひとつは市の生涯学習課の主催で、地域づくり人材養成講座の講師。「神社・寺カフェ」のイベントを企画したこと、無農薬の田んぼづくりのこと、定住促進の事業について話をさせていただいた。仏教について、参加者の問題意識がたくさんあった。仏教、生き方、先祖供養など。質問を受けてこたえるというのが、話しやすかった。[続きを読む]

  5. あかりも餅つきに参加

    あかりも餅つきに参加。あさって障害者たちと餅つきをするので、その準備。ためしについてみた。この小さな臼に2.5合の炊きたてのもち米を入れる。三人で交互について5分くらい。とっても美味しいお餅ができた。よくのびるよ。大根おろしに醤油をいれていただく。おかずもなんにもいらない。これだけで十分おいしい。これとっても、かんたんだし。おもてなしに、餅つきはいい。[続きを読む]

  6. 安いくず米が手に入れば、年を越せるか

    アイガモ君たち、すっかり成長した。オスは頸が緑色に光っている。メスは茶色。一日2升(3キロ)の屑米を食べる。在庫の屑米は100キロくらい。ということで、あと一か月かなあ……。大量に安いくず米が手に入れば、年を越せるか。メンバーの飯尾さんは、アイガモのための巣箱を作っているところ。[続きを読む]

  7. またしても倒れた

    またしても倒れた。これで5回目。しかも、きょうは8本倒れた。強風のためだ。まだ田んぼに水が残っていて、またしても稲が泥まみれ。三脚で支える方式は、横風に弱いことがわかった。しかも、紐の結わえ方も甘かった。竹なので紐がすべってしまうのだ。二脚で支え土に埋め込み、さらに両端に斜めに杭を打ち込む方式がよいようだ。3人で5時間仕事だった。まあこうして、失敗することで学びがある。[続きを読む]

  8. つきたての餅に大根おろし

    名古屋から知的障害者30名がバスでやってきて、楽舎の田んぼで稲刈をするというイベント。ポイントは、食事だ。さて、なにを食べてもらおうか。カレーライスがいいか、石窯でピザを焼いたらたのしい、いやいや春野に来たのだから新鮮な鮎の塩焼きがおいしい……。しかしなあ、スタッフ入れて40名ちかく。そして、知的障害のひとたちだ。となると、なるたけシンプルなのがいい。[続きを読む]

  9. えん麦、裸麦、大麦、小麦、レンゲ、クローバー、菜の花、ヘアリーベッチなど

    種苗屋に寄った。えん麦、裸麦、大麦、小麦、レンゲ、クローバー、菜の花、ヘアリーベッチなど。それぞれ1キロずつ。耕作放棄地などに播く。麦たちは、今月に播けばいい。雑草が生えてこないのでラクだ。やることは冬に、麦踏みをするくらいか。麦畑はうつくしい。姿かたちがすばらしい。色もすてきだ。大麦や裸麦は焙煎して麦茶にしよう。小麦は粉にしてパンに。えん麦は、アイガモのエサに。あるいは緑肥に。[続きを読む]

  10. 毎日の稲架掛けのみまわり

    田んぼは毎日、見回りが必要。まずアイガモ君たちへの餌やりが、日課。そして、稲架掛けをチェック。倒れていないか、稲束が崩れていないか。稲架掛けが倒れたのは、これまで、三度あった。風や雨でバランスを崩したり、三脚を締めた紐が緩んだりが原因。そもそも、脚を土によく打ち込んでなかったためである。三脚よりも二脚方式のほうが、強いかもしれない(両端は三脚で打ち込む)。[続きを読む]

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