アーカイブ:2015年 9月

  1. 「あたりまえの農業」としての有機農業

    地元の春野で開催された有機農業者の集い「ラブファマーズカンファレンス」が無事、終了した。「有機農業」というと、特別なものに感じられるかもしれない。なにか「特別な」哲学、「特別な」ワザ、「特別な」人たち、変わった人たち。なので、すこし壁があるというイメージも。有機農業は、一言でいうと化学肥料をつかわず、堆肥のみで、まったく農薬を使わない農業だ。かつての日本で普通に行われていた農業だ。[続きを読む]

  2. 子どもを連れたお母さんたちの交流

     今回のイベントで、お、いいなと感じたのは、子どもを連れたお母さんたちの交流だ。会場では、子どもたちが大の字に眠っていた。体育館の中を走り回っていた。叫んでいた。子どもの元気でイキイキとしたエネルギーがつたわった。交流会では、大人も子ども太鼓のリズムで踊りだした。こういう流れはステキだなあ。多くのイベントをみて感じるのは、「お母さんが動くと強い」ということ。[続きを読む]

  3. 「有機農業と地域社会の明日を考える」というシンポジウム

    ラブファーマーズカンファレンスの3日目。「有機農業と地域社会の明日を考える」というテーマのシンポジウムの司会進行を急きょ仰せつかった。有機農業を30年も40年も継続して、集落をあげて有機農業の村にしてしまったという埼玉の小川町の霜里農場の金子美登さん、愛知県新城市の松沢政満さん、岐阜県関市でパーマカルチャーを実践している庄司政明さんとの語らい。[続きを読む]

  4. ラブファマーズカンファレンスの2日目

    ラブファマーズカンファレンスの2日目。よく晴れて涼やかな風のとおる心地よい一日だった。午前中は、歌手の加藤登紀子さんや農民詩人の星寛治さん、霧里農場の金子さん、大地を守る会の方たち、有機農業の実践者たちのシンポジウム。午後は、3つ講義棟で講座。春野の山里暮らしの魅力、山里の農業と林業、ニホンミツバチ、フリークライミング、太鼓作りワークショップなど盛りだくさん。[続きを読む]

  5. 空き家を貸してくれない理由

    山里は、空き家はたくさんある。一人暮らしのお年寄りが多いので、これからも増える。空き家を若い人たちに貸せば、山里も活気づく。お年寄りの見守り支援にもつながる。ぼくがこの3年間で移住相談を受けたのは、100人を超える。広報したら、その数倍の人があらわれると思う。しかし、空き家はあっても、なかなか貸してくれない。貸してくれない理由はたくさんある。たとえば、年に一度は、墓参りに帰ってくる。[続きを読む]

  6. 「ラブファマーズカンファレンス」の第一日目

    「ラブファマーズカンファレンス」の第一日目。春野町、山の村で。楽舎が共催している。午後は加藤登紀子さんのトークイベントと歌。夕方は食事しながらの交流会。有機農法の美味しい手料理がすばらしい。雨が降り続く中、200人以上の方が参加してくださった。東京の方からは、バスで。明日も、明後日も開催。 有機農業の実践家たちとの出会いがとても有益であった。[続きを読む]

  7. 「ラブファーマーズ・カンファレンス」が春野町の山の村で開催

    明日(9月3日)から、 される。有機農業をめざす人たちの全国の集い。15時半から加藤登紀子さんのお話と歌。無料。18時半からは、食事付きの交流会。こちらでも加藤登紀子さんがお話と歌。春野町の人は千円。町外の人は2千円。4日には、10時から、加藤登紀子さん、星さん、鶴巻さん、金子さんのシンポジウム。[続きを読む]

  8. ブルーベリー園の近くに、空き家が2軒

    熊切の長蔵寺の山中のブルーベリー園を引き継ぐことになった。その近くに、空き家が2軒。見に行ってみた。ひとつの家は草ぼうぼう。窓はアルミサッシで、なんとか住めそう。屋根は補修が必要かな。もう一つの家は、すばらしい。そのまま住める。ぼくが越してきて住みたいくらい。景色よし、広葉樹の森あり、畑あり、山に守られているような落ち着きがいい。ただ、貸してくれるかどうかは、まったく微妙なところ。[続きを読む]

おすすめ春野くらし

  1. アクセサリーを作って
  2. てんてぐ村
  3. はるのびより 創刊号

最近のエッセイ

ページ上部へ戻る