アーカイブ:2016年 10月

  1. 祭といえば、酒はつきものだが

    集落の祭りが近づいてきた。もちろん神事がメインではあるが、祭といえば、酒はつきものだ。無礼講で酒を飲んで談笑する場となる。ぼくは酒は断ったので、酒の場にはあんまり近づかないようにしている。酔っぱらいを相手に話をすると、堂々めぐりで疲れることが多いからね。お祭のときにはどうしているの? と、おばあちゃんたちに聞くと、家でじっとしているという。[続きを読む]

  2. おばあちゃんパワーをうまくお借りできれば

    おばあちゃんたちが、うちの栗が放置されているので、心配でひろってくれた。楽しいから選別もお手伝いするよ、と。ありがたい。おばあちゃんたち、時間がたっぷりある。おしゃべりが好き。そうしたおばあちゃんパワーをうまくお借りできれば、いろいろできることがありそう。たとえば、小豆や大豆の選別。あるいは子守とか。ところで、むつかしいのは、どういうかたちでお礼をしたらいいのかだ。[続きを読む]

  3. やっと稲刈 一日目

    雨続きで延び延びになっていた稲刈。やっとできた。一日目。まずは太陽に向かって祝詞をよんでスタート。雨のために田んぼは水が引かないので、ぬかるんでいる。足を取られるし、機械はうまく操作できないしで、とても疲れた。やっと田んぼ1枚。あと8割の田んぼが残っている。明日は、朝の6時からふたたび稲刈。[続きを読む]

  4. 山里には達人が多い

    山里には達人が多い。とくにお年寄りがすごい。この方、86歳。バリバリの現役。ススキを鎌で刈って束ねて背負い、山の上まで歩いて行く。生き生きしている。何を聞いても、即座に適確なこたえをくれる。みんな体験をとおして実地で体得したところから。あんたんとこの田んぼがいもち病だって? ああ、それは栄養過多だね。それと、沢の水を引きっぱなしで低温になったからだよ。[続きを読む]

  5. この2カ所の畑を借りることになった

    この2カ所の畑を借りることになった。楽舎の事務所のすぐそば。二枚刃の草刈り機で3時間、草刈り完了。草が枯れたところでトラクターで耕うんする。さて、その後、なにを植えようか。小麦、菜の花、ヘアリーベッチ、レンゲ……。この場所で、ニワトリとトカラヤギを飼うことになるかもしれない。[続きを読む]

  6. 除草剤を使わないでみんなが無農薬で栽培していけば

    きょうの稲刈の予定が雨のため、明日に延期となった。祭りの準備で、田んぼの所有者は草刈りをしている。まだ草刈りしていない田んぼに生えている雑草も、なかなか風情がある。この里山はホタルもでるんだ。除草剤を使わないでみんなが無農薬で栽培していけば、いろいろな生き物たちが暮らすゆたかなフィールドになっていく。来年に向けて、菜の花、レンゲの種を蒔いてみようか。[続きを読む]

  7. 農機具の処分

    もう田んぼはやらない。田植え機、稲刈り機、脱穀機、籾摺り機、みんなそろっているので、ぜんぶあげるよ。いつも草刈りで出会う地元の方から申し出があったので、昨日、お訪ねした。ただ、かなり古い、錆びている。どうも補修が必要。稲刈り機はタイヤ交換、籾摺り機は欠落している部品がある。使わないので持っていってほしいという。ということで、まずはいただいてきた。[続きを読む]

  8. 山里暮らしのポイントは、地元の人とのおつきあいだ。

    山里暮らしのポイントは、地元の人とのおつきあいだ。パラシュートのようにスポットに下りて、自分たちだけで暮らすという訳にはいかない。〈まちなか〉で暮らしてきた人たちには、そのあたりが、なかなかわかりにくい。しかし、これを外すと、山里暮らしは難しくなる。ぼくがいま関わっている自治会は三つある。まずは、いま暮らしている集落。[続きを読む]

  9. 耕作放棄地のよみがえり、しかし注意すべきこと

    過疎高齢のために山里には放棄地がひろがる。そこをよみがえらせて、〈まちなか〉と移住者たちと栽培する。できれば、無農薬・無化学肥料で栽培して、安心・安全な食を確保する。山里暮らしの大きなテーマのひとつだ。土地をお借りできれば嬉しい、やったぁという気持ちになる。そして、はじめるときには、やる気満々。しかしだ。手を付け始めてみると、いろいろと難しい。何しろ素人で農業を始めるのだから。機材もない。[続きを読む]

  10. 水路に脱走したアイガモくん

    これは水路に脱走したアイガモくんを追い詰めたところ。ここでつかまえないと、川に流されて二度と戻っては来ない。カモ君も必死。で、なんとかつかまえることができた。しかし、こんどはこの堤防を登るのがたいへん。なにしろカモを片手に掴んでいる。空いたほうの片手で懸垂しながら、うんしょうんしょと登ったのだった。完全農薬の田んぼは、草取りとのたたかい。昨年は、毎朝の草取りがたいへんだった。[続きを読む]

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