日々のエッセイ

きょうの移住相談は2組、4名

「春野人めぐり」2日目。きょうは7組12名のお客さん。昨日とあわせて合計16組32名の来訪だった。きのうは、若いママさんと赤ちゃんたちがたくさん。きょうは、比較的、年配の方たちがこられて、静まった感じで語りあいができた。

あの池谷がまさか、結婚して子育てしているとはびっくり、という方も。みなさん、あかりを可愛がってくれた。赤ちゃんを抱くのは何十年ぶりと、嬉しそうに、あやしてくれた方も。

きょうの移住相談は2組、4名の方。静岡のほうから来られたご夫婦は、定年退職したので田舎暮しをしたい、と。移住先は、信州やら北海道やらと焦点が絞れていないようだ。まずは春野にフォーカスして、さがしてみてはと提案。行政に相談したら、「まずは春野に馴染んでから」と言われたという。しかし、どう馴染んだらいいのか、具体的にどうしたらいいのかわからないと言う。それはそうだろう。なんにもアクセスがないのたから。

そこで、春野に移住した先輩たちのマップを差し上げて、ここはこういう人、ここはこんな人がいるので、訪ねるといいですよ。ぼくのほうから、伝えておきますと、数軒を紹介した。

どんな家に住んでどんな暮らしをしているのか、一人ひとり訪問しながら、よく観察していくといい。人つながりで、探求していく。移住というのは、縁がたいせつ。人との出あいで一気に展開していく。

もう一組は、石窯で天然酵母のパンを焼いて生計を立てたい。そのためには山里で暮らしたいという相談。石窯だったら、うちの敷地につくってくれても構わない。ぼくも焼きたてのパンが食べられてうれしい。

こうして毎月、数名の移住相談を受けているが、日にちを決めて移住相談に応じていくようにもしていきたい。森町の入沢さん夫妻がきてくれた。春野は歴史的にも文化的にも森町と縁が深い。森町と連携して過疎地への移住発信の全国発信をしていくのもいいなあと思った。

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