日々のエッセイ

さびれてしまった熊切の商店街の空き家探し

空き家探しの一環で、さびれてしまった熊切の商店街も探索してみた。閉めたままの旅館が2軒。こういう家で暮らすのも、おもしろいかな。ちかくに郵便局、駐在所。お年寄りと立ち話。「このあたりの店は、もう2軒しかない。みんな閉めたよ。若い人はいない。もう集落はなくなっていくしかないな……」と。どんどんとさびれていくのみ。このままでは。

「青ねり」という春野銘菓をつくっている和菓子屋をたずねる。店主は91歳(2枚目の写真)。いまでも現役で菓子作りと販売をされている。「あそこの店には、負けないよ。うちがいちばんおいしいし、売上も多いよ」と意気軒昂。ちかくに廃校になった学校の教職員住宅あり(3枚目の写真)。これも、やがて取り壊されてしまうだろう。 「おためし住宅」にして春野で秋や探しをする若い人に、一時的に住んでもらえばいいのに、と思うのだが。

 

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