日々のエッセイ
5.312015
いろいろ異なる団体が出会える場を
突然、「お会いしたい、春野までいきます」という電話。NPO法人「市民農業の会」の代表の方々からだ。7月に「農に生きる」というマーケットとフォーラムを開催するので、そこで楽舎になにか発表してもらいたいような趣旨。けれども、いまの楽舎は農業とはほど遠くて、試行錯誤の第一歩もままならぬ。けれども、活動に関心をもっていただいたようだ。
あいにく、まちなかに出かけるところだったので、途中の二俣の「マルカワの蔵」でお会いすることにした。マルカワの蔵は、NPO法人元気里山が主催している。そこの二階をお借りした。元気里山の理事長の本島さんにも参加していただいた。元気里山は、マルカワ蔵でアーティストによる発表と寄りあい場づくり、お茶づくり、和紙作りなどを行っている。元気なシニアを組織化して、耕作放棄地を再生しようとしているので、ちょうど連携ができるのでは、と思った。
こうして、いろいろな団体、NPO法人が情報を共有して、それぞれがむすびついて、サポートしあえるようになっていくといい。すこしずつ、こうしてNPO法人や諸団体がやりとりできる場づくりを考えている。まずは北遠・天竜のエリアから。異業種が出会う機会を作り、どんなことをしたいのか、なにができるのかも、どういう手助けがほしいのか、どういう協力ができるのか、そんな場を作りたい。まずは、柳の木の下にでも縁台をおいて、だれでも将棋がさせますよ。みんなでワイワイ見物して楽しみましょう。そんなイメージだけど。ぼくは段取りと下足番の仕事、と。
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