日々のエッセイ
9.252018
山里での仕事 クラウドの活用
ぼくのメインの仕事は、編集と執筆、出版業である。東京がいいけれども、コストが高すぎる。自然の豊かな山里でも、仕事は可能だろうということで、東京から移住した。8年前のことだ。
なにごともそうだが、仕事はひとりではできない。出版の場合、取材、執筆、編集、デザイン、版下制作、印刷手配、販売、発送と様々な分野にわたる。そのほかにも、事務処理やら会計処理やら、たくさんある。かといって、人を雇う余裕などはない。また山里では、またそういう人材を見つけのはたいへん。
ということで、データを共有して、いろいろな人と共同作業するということになる。
その際、こうした仕事をしていて怖いのは、ひとつのデータに対していろんなバージョンが発生してしまうことだ。
データを加筆したり修正していった。あれれ、これは古いバージョンだった。徒労だった……。などということが、よくある。
とくに共同で作業する場合に、これは大きな問題となる。
それを避けるためには、クラウドを活用するしかない。クラウドであれば、つねに最新のデータ。データの送受信の手間も必要ない。
こうして、遠隔地の人との共同作業ができる。モバイルで作業ができることになる。
クラウドとして使っているのは、 Google Drive。そこには、ワードもExcelもPowerPointも画像の整理アプリもある。そこを自分の書斎にする。しかも、タダというのがすごい。
たくさんのデータのうち、特定のデータのみ共有設定ができる。ウェブ公開のみ、ある人だけに閲覧と編集と、共有者によって分けられる。
ありがたいのは、つねに最新のデータに更新されること。リアルタイムだ。上書きの保存忘れということはない。
また、データの保全もいい。これまで自分のパソコンがクラッシュしてデータが失われるということは、何度もあった。クラウドであれば、その問題はない。データは、自分のパソコン内にはないのだから。
もちろん、絶対に安全というワケではない。ハッキングもあると思うし、 Google が攻撃されて破壊されるとか、突然停止という可能性も、ないことはない。まあしかし、そこまでは考えない。もうGoogleにおまかせ状態になっている。
ということで、 Google で音声入力をしてテキスト変換、 Google ドキュメントでデータを作り、共同作業をする。ぼくのような編集・出版業の場合は、こうして作り上げていくことになる。
※文章は音声入力変換でつくった。また、こちらは、一昨日の講演を編集しているもの。こうして、クラウド上で作成し、共有と公開が可能。
https://docs.google.com/document/d/1sV85ynbS0-97oWjGNyqZvJTVNbkshwKC6CYD9Q_5h6U/edit
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