日々のエッセイ
4.122015
春野に移住したよ、と報告あり
春野に移住しました、とYさんからメールをいただいた。愛知県の東栄町とのシンポジウムで講演したときにお会いした方だ。春野森林組合に就職して、林業をされるということだ。メールの一部を転載させていただく。
「東栄町森林組合で、間伐作業に従事しつつ、 佐久間ダム、原田橋を巡る45キロ通勤をして、 クローズアップ現代、バイオマス争奪戦に衝撃を受け、作業道を年間10キロ以上開設する、春野森林組合、そして、移住者にある程度、免疫のある春野町で、林業を究めようと移住を決意しました。 富山は、急斜面で、場が悪いといっていましたが、結局、山を大事にしない林業をしてきて、荒れたので、場が悪いだけなのだと、春野森林組合に入り、赤松、檜の混成林を除伐しながら、改めて思う毎日です。
池谷さんの活動で、何か、人手が必要でしたら、お呼びください。 人付き合いが良くない分、ただ働きでも、環境問題のためなら、嬉々として、やってしまう、そんな37歳です。 当面は、荒廃竹藪の再生と、それに伴う、生物学的遷移の研究と、研究資金としての、森林・山村多面的機能発揮対策交付金の獲得システムの開発を目指して活動してきたいと思います」
「人付き合いが良くない分、ただ働きでも、環境問題のためなら、嬉々として、やってしまう、そんな37歳」と。う~ん。なかなか頼もしい人材だ。こうした移住者たちのネットワークをまずは立ち上げよう。月に一度くらい一緒に食事をして、よもやま話をするだけでも。
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