移住と空き家
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12.222016
この山里に光回線はきていない
この山里に光回線はきていない。うちはADSLだ。それでも中継基地から近いので、さほどの不便は感じない。しかし、山の奥のほうに暮らすと、かなり絶望的。山奥の人とスカイプで話をしていても、ブツブツ切れそうになる。 山里への若者の「定住促進」というのは、かなりきびしい。働くにいく「仕事」がないからだ。[続きを読む]
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12.172016
山里で暮らすには現金収入が必要なのだが
竹細工の梅沢さんと若林くんが来訪。梅澤さんは10代で崖から落ちる怪我で片足を失い、以来、ひとりで竹細工を修得して、なりわいにしてきた。完全有機農法でお茶も栽培している。茶工場ももっている。84歳になる。この方には、いつも学ばされる。人柄がすばらしい。つねに「礼」がある。そして謙虚。言葉遣いといい態度といい、けっして偉そうなことはない。卑屈になることもない。[続きを読む]
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12.112016
訪問された方との語らい
〈春野人めぐり─3〉訪問された方との語らい。毎朝、近所の生徒を迎えに行って一緒に投稿するという小学校の先生。ここは学区がものすごく広大なのだ。田んぼとビオトープ、山里の暮らしの魅力発信について語りあった。塾の先生からは、近ごろの子どもたちのあまりの学力低下の様子を、具体例をもとに聞けたのはおもしろかった。[続きを読む]
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12.112016
どんなひとが来るのか、いつ来るのか、どれくらい来るのか、まったくわからない
〈春野人めぐり─2〉どんなひとが来るのか、いつ来るのか、どれくらい来るのか、まったくわからない。予約なしなので、お迎えするのは、ちょっと緊張する。来られるからには、なにか期待しているわけだろう。その期待にこたえられない、となると、なかなかストレス。……まあしかし、あるがままでしかない。そのままの暮らしぶり、日常をみてもらうだけのこと、とひらきなおるしかない。[続きを読む]
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12.112016
オープンハウス「春野人めぐり」(11回目)
昨日は、5組7名の来訪があった。引佐からの陶芸家のFさん夫婦。国会議員秘書のNさん。地元の小学校のK先生。塾経営のMさん。来年定年退職して長崎に帰るというFさん、竹細工と田んぼをやっているWさん。来訪もかぶらずに、ゆったりとお話ができた。ちょうどいいペース。山里の暮らしに接してもらおうというオープンハウス「春野人めぐり」(11回目)。昨日と今日の2日間に参加した。[続きを読む]
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12.72016
今週の土日は、第11回「春野人めぐり」に参加する
今週の土日は、第11回「春野人めぐり」に参加する。山里の暮らしを訪ねるオープンハウス。 なにか販売するのが目的なら、たくさんのお客さんはありがたい。けれども、うちは、見るべきものもない。売るものもない。たくさんお訪ねくださると、せっかく来られたのにゆったりとお話ができないので、申し訳ないことになってしまう。[続きを読む]
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11.272016
「みんなの家」で恒例のコンサート
雨の中、近所のデイサービス「みんなの家」で恒例のコンサート。ハーモニカ、ケーナ、そして尺八の演奏。参加者は20名くらい。ほとんどおばあちゃん。みなさんアシがないので、送り迎えしてくれる。ぼくはあかりを抱いて徒歩1分の距離。あかりをみんな可愛がってくれる。いろいろと出会いがすすむ。93歳の酒井さんは、ひとり暮らし。白菜も大根も何10キロと作っている。キュウリの味醂粕漬けが絶妙に美味しい。[続きを読む]
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11.262016
ここはもう営業しない。解体には、1千万円以上もすると思う。
ここはもう営業しない。おおきな重量鉄骨の建物がひとつ、ロッジが10棟、そして50人以上はいれる食事処もある。駐車も100台くらい。国道に面している。すぐ裏が気田川の清流が流れている。いちぶ借地なので、返すにあたっては更地にしないといけない。解体には、1千万円以上もすると思う。もったいないなあ、なにかいい方法がないかなあ。[続きを読む]
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11.242016
妻とあかりを連れて、山里の空き家リサーチ
妻とあかりを連れて、山里の空き家リサーチ。民生委員をしていた花田さんをひさしぶりに訪ねた。売りたいという家があるよというので、じゃあ見に行きましょうと出かけた。花田さんが連れている甲斐犬はランの姉妹だ。日当たり、風通し、見晴らしがとてもいい家だった。ちかくの竹林もよく整備されていて、すがすがしい。自治会長も同行してもらって、地域のこと、祭りのことなどもお聞きした。[続きを読む]