池谷啓の記事一覧

  1. こんな山里にもわざわざ訪ねてくださる方がいる

    毎日、ちと過剰なほど、自分の暮らしの発信している。多くの方に読んでいただいているのはありがたいこと。ネットを通して、アメリカや南米、ヨーロッパ、東南アジアの方とも交流できる。そうして、こんな山里にもわざわざ訪ねてくださる方がいる。今年は、大阪や東京、山梨、長野、そして浜松のまちなか、近郊の市町のから。今日は東京からのお客さん。[続きを読む]

  2. こういう山里暮らしも、活気があっていいね。

    早朝のラン散歩のとき、山崎さんと立ち話。移住して5年余。山崎さんは、大きな石ころだらけの広大な土地をせっせと耕してきた。ブドウも大豆も里芋も、いろいろと栽培している。花も咲く。右に見える四角い建物が住まいだ。となりが小学校の体育館。むかしこの土地は河川敷。木材の貯木場だった。気田川がすぐちかく。堤にある巨木の下のベンチでゆったりと過ごす。川の流れ、人の流れをながめる。[続きを読む]

  3. 過疎地の春野のなかでも、かなりの限界集落だ

    紅葉はこれから。清流がすばらしい。うちからここまで約7キロ。クルマで20分。デイサービスの送迎のクルマとすれちがっただけ。石切(いしきり)という集落。いま6世帯が暮らしている。ほとんど高齢者。過疎地の春野のなかでも、かなりの限界集落だ。清流に面した30棟ほどの別荘のエリアもあるが、これまで人を見かけたことはない。クルマがないと、買い物や診療所にいくのは難しい。[続きを読む]

  4. グリーンツーリズムとしての田んぼ体験は可能だろうか

    なんとか田んぼは続けたい。完全無農薬・無化学肥料のあり方は、変えない。しかし、経費と労力がかかりすぎる。なんとかならないか。 経費が捻出できて、たのしく農作業ができる方法はないか。グリーンツーリズムとしての田んぼ体験は可能だろうか。 なんといっても、春野の美しい自然環境と、無農薬の農業というところが基軸にある。そこが強みであり魅力。[続きを読む]

  5. 今週は脱穀

    田んぼは、自ら動くともに、段取り仕事。なにしろ人手がいる。無農薬はとくにそうだ。田植え、草取り、稲刈り。脱穀、籾摺(もみす)と作業工程がたくさん。「時間があったら、そのうちやりましょう」では、時を失う。忙しかろうがなんだろうが、すべて「待ったなし」。仲間とタイミングが合わないと難しい。さて稲刈りと稲架掛けは、終わった。次は脱穀だ。稲の穂から実を取り出す。たくさんのワラが出る。[続きを読む]

  6. 山里の農業のたいへんさは、獣害だ

    あかりを連れて朝の田んぼ仕事。ちかくの畑でせっせと仕事をしている老夫婦。声をかけると、いつも田んぼやっている人たちだね、感心だね……と言ってくださる。田んぼをしていると、地元では信頼される。ちゃんとやってないと、いろいろ言われるけれども。山里の農業のたいへんさは、獣害だ。イノシシがやって、みんな食べてしまう。ぐちゃぐちゃにしてしまう。シカくる。サルがくる。ハクビシンが。カラスも。[続きを読む]

  7. 朝から田んぼに連れて行く

    朝から田んぼに連れて行く。刈田は、子どもの遊び場にもいい。毎朝、田んぼで一緒に遊べるかな。お父ちゃんは、あかりを見守りながら、すこし片付け。稲刈りは終わった。これだけの天日干しで、700キロくらいとれるといいんだけど。昨年は560キロだった。イモチ病にやられて収量はおちた。今年は、大丈夫そう。[続きを読む]

  8. 春野を案内した

    まちなかでブリーダしているが、近所から鳴き声がうるさいと苦情が出る。子どもも萎縮する。山里に暮らしてブリーダの仕事をしたい。ということで、訪ねてこられたので、春野を案内した。といってもすぐに貸してくれる空き家はない。雨漏りとか廃墟に近いものはたくさんあるのだが。まずは春野入門編として、移住者の暮らしぶり、地域の人を紹介した。空き家はたくさんある。[続きを読む]

  9. 山里の教育について

    山里の教育について。山里は子どもが少ない。全学で数十名。小中時代は少人数学級でいい。そして、山里のほうが教育に向いている。ゆたかな大自然という教師がいる。親子、仲間との農業体験、暮らしの達人たちとの出会い。たくさんの学びがある。さて、高校だ。この山里にも高校はある。だが、希望のところとなると、まちなかの高校に通うことになる。ある生徒はは、クルマで駅まで往復2時間、そこからまた電車。[続きを読む]

  10. 早朝のあかり散歩

    早朝のあかり散歩。朝の光を浴びて川の音を聞きながら、落ち葉を踏みしめて散歩する。最近は、リヤカーにした。肩車もいいけど、このほうがラクだし、アブなくない。アルミなので軽い。タイヤが大きいので悪路でも平気。出会う人とは、かならず声掛けをする。親しい人が増えて、あかりを可愛がってくれる。ほとんどお年寄りばかりだが。毎日、出会うKさん。[続きを読む]

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  2. てんてぐ村
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