池谷啓の記事一覧
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11.232015
若い人材が訪れてくれるようになってきた
「お手伝いさせてください。みんなでわいわいやるよりも、雨の日にひとりで黙々とやるような仕事が好きですから」。Yさんが、そう言ってくれた。昨年、東栄町とのシンポジウムで、春野の山里暮らしの講演をした時、聞いてくた。それがキッカケで、春野に移住したという。まだ38歳と若い。大学では数学科を出て物理の先生になって、森林の仕事に転向。[続きを読む]
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11.222015
ドイツ人から見た日本の山里とか、そんな話もおもしろい
ここで満月の日に焚き火をして、みんなで歌ったりしたい。あそびにきて、ドイツの歌も教えてね。そう言うと、ドドイツ人は合唱しないという。ええ? シューマンとか、歌曲がたくさんあるのに、どうして?聞いてみた。きょう訪ねて来られたドイツ人ウォルフラムさんとのはなしだ。かれは40代、スイスに17年間暮らしていた。春野に移住したいということで、夫婦で家探しに来られていたのがきっかけで、訪ねてきてくれている。[続きを読む]
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11.212015
島田市菊川地区の自治会から依頼されて、講演を
経験的にわかってきたのは、成功談はウケない。自慢話になったら、まったくウケない。どんなもんだ、すごいだろうなんてのは論外。ウケるのは、失敗したこと。こんなにダメだったこと。そこから、どう乗り越えてきたかというところ。「こいつバッカだねえ、わはは」というところがたいせつ。おりこうさんは、あかん。これは、文章もおんなじ。島田市菊川地区の自治会から依頼されて、講演させてもらった。[続きを読む]
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11.92015
友人の尼さんをお寺に 小堀遠州の庭のある素晴らしい寺
「正式にお寺に住むことになりました」。友人の吉田真誉さんから報告があった真誉さんはきちんと密教の行を積んだ僧侶で、活け花もお茶の腕前もすばらしい。仏画は東大寺で個展をひらくほど。亡き夫の母が亡くなり、相続が発生して東京で住職を務めていた寺をたたまなくてはならなくなった。なんとか力になってあげたいなあと思いつつ、なにもできなかった。[続きを読む]
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11.52015
浜松まちづくり公社主催の二俣のまちの視察
きょうは、浜松まちづくり公社主催の二俣のまちの視察。市会議員、市の職員、公社の理事、まちづくり団体のメンバーなど39名。張屋旅館で1時間くらい、楽舎の活動の講演をさせてもらった。楽舎の定住促進事業と耕作放棄地の蘇りについて、など。次にみなさんをお連れして二俣の町をぞろぞろと歩いた。[続きを読む]
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10.272015
「まちづくり活動視察研修」の案内役を
「まちづくり活動視察研修」なるものの案内役をつとめることになった。視察に来るのは、議員や市の職員など行政関係の人たち。当初は、春野の空き家事情を視察してもらう予定であった。が、道が狭くて大型バスが入れない、あまりに遠くて時間の調整がつかないってことで、二俣のまちになった。どうして二俣かというと、まちづくり公社からの助成金をいただいて今年の3月に「昭和レトロの二俣めぐり」を企画したのだった。[続きを読む]
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10.152015
空き家探し、空き家案内
Fさんが、山仕事の手伝いに来てくれている。木を切り倒したり赤土を運んだり。山里に移住したいというので、あちこち空き家を案内した。そのついでに、空き家さがしもする。ぼくのやり方は、農作業をしている人などつかまえて、気楽に声をかけること。「かれが家探しをしているんですよ」ということで、立ち話。そんなこんなで、20人くらいと話したのだった。[続きを読む]
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10.152015
さびれてしまった熊切の商店街の空き家探し
空き家探しの一環で、さびれてしまった熊切の商店街も探索してみた。閉めたままの旅館が2軒。こういう家で暮らすのも、おもしろいかな。ちかくに郵便局、駐在所。お年寄りと立ち話。「このあたりの店は、もう2軒しかない。みんな閉めたよ。若い人はいない。もう集落はなくなっていくしかないな……」と。どんどんとさびれていくのみ。このままでは。「青ねり」という春野銘菓をつくっている和菓子屋をたずねる。[続きを読む]
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10.132015
日々、いろいろな方が訪ねてきてくれる
こんな山里に、日々、いろいろな方が訪ねてきてくれる。いながらにして、多様な世界とのやりとりが起きて、飽きることがない。朝には、芸術的な瓢箪のランプシェードをつくっている池田さん夫妻。1町6反もの畑をもつお茶農家で、ほとんどが完全無農薬。いまロケットストーブでの暖房装置を製作中。煙道を横に長く伸ばし土をかぶせて温かいベンチで暖房する。そのために赤土が必要。[続きを読む]
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10.122015
ブルーベリー園の近くに、空き家が2軒
こんどいただいた100本のブルーベリー園の近くに、空き家が2軒。見に行ってみた。ひとつの家は草ぼうぼう。窓はアルミサッシで、なんとか住めそう。屋根は補修が必要かな。もう一つの家は、すばらしい。そのまま住める。ぼくが越してきて住みたいくらい。景色よし、広葉樹の森あり、畑あり、山に守られているような落ち着きがいい。ただ、貸してくれるかどうかは、まったく微妙なところ。[続きを読む]