日々のエッセイ

若い人材が訪れてくれるようになってきた

「お手伝いさせてください。みんなでわいわいやるよりも、雨の日にひとりで黙々とやるような仕事が好きですから」。Yさんが、そう言ってくれた。昨年、東栄町とのシンポジウムで、春野の山里暮らしの講演をした時、聞いてくた。それがキッカケで、春野に移住したという。

まだ38歳と若い。大学では数学科を出て物理の先生になって、森林の仕事に転向。森づくり、森林エネルギー、放置竹林、海岸侵食のことなど、環境問題について真摯に取り組もうとしている。先日は、お母さんとともに訪ねてくれた。

アイガモ農法やブルーベリー園の手伝いもしてくれる。縄文式の住居もつくりたいというと、こうしたらいい、こんな視点を入れたらいいと、いろいろと提案してくれる。ぼくはまったくの私立文系で、数学や物理、化学、まるきしダメ。かれと話していると、理系の筋の通った整理された展開は新鮮に感じる。

近ごろは、若い人材が訪れてくれるようになってきた。炭焼き窯づくりと稲刈りなど、日々も、手伝ってくれた大ちゃん、藤田くん、大友さんなどは30代から42歳だ。こうして一緒に山里暮らしをあそべるような仲間がすこしずつ増えていく。いやあこれは、うれしいこと。たのしみなこと。

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