農業・林業

  1. 山里は草刈りがたいへん

    きょうは草刈り。わがやの敷地は、およそ1,700坪。刈らなくちゃいけない土地は、1,000坪はある。毎年毎年、えらいことだ。いつもは、背負い式のエンジン草刈機で刈る。刃はチップソーか笹刈刃。きょうは二枚刃にしてみた。プロペラのような刃だ。 これがとてもいい。破壊力がすごい。手応えが爽快。草を粉砕する感覚がここちよい。クズのツルも絡まない。ただ、刃が大きいので。[続きを読む]

  2. 田植えに向けて、懸念されることがたくさん

    田植えに向けて、懸念されることがたくさん。ひとつは、数日前にトラクターが故障して畑に放置してある。電源が入らない。エンジンが動かない。スイッチ部分がそっくり交換となる。しかし、部品があるのかどうか。なにしろベトナム人から買った中古品で、いろいろな部品の寄せ集めの機種なので、調達が難しそう。「代かき」に間にあわなければ、他から借りてくるしかない。ふたつ目は、アイガモだ。[続きを読む]

  3. 種籾から苗を育てる

    種籾から苗を育てるのは、初挑戦。種籾を水につけてから8日目。すでに小さな芽は出ている。育苗箱75個に土を敷いて、水切りした種籾をまんべんな く播く。一つの箱には、150グラムの種。ぜんぶでおよそ11キロの種。これが育って稲となれば、800キロのお米がとれるはず。種を播いて土をかぶせ、シルバーポリで覆う。このまま1週間。水はやらなくてもいい。[続きを読む]

  4. みんなのチカラで東屋が完成した。

    みんなのチカラで東屋が完成した。こんな広い田んぼと畑に、ひとつ休憩場所。近所の人が散歩の時によっこらしょと休んでもらえれば嬉しい。1日目:間伐材 の4メートル丸太を森林組合に手配して運んでもらう。2日目:穴を掘り柱を据えて梁と桁をつけた。3日目:梁と筋交いを固定。4日目:屋根を貼って完成。つづいて第2棟も5月には完成させたい。トラクターで田んぼと畑も耕した。[続きを読む]

  5. 田んぼの畑のすぐそばに、清流・気田川が流れている。

    田んぼの畑のすぐそばに、清流・気田川が流れている。鮎も釣れるしカヤックで川下りができる。川のすぐ手前に、大きな樹が茂ってちょうどいい木陰になる。 木を利用してツリーハウスも作れる。きれいに草を刈って休憩所に、子どもたちの遊び場、ママさんたちの団欒の場にも。田植えや稲刈りの時の食事の場所にも できそうだ。[続きを読む]

  6. 長蔵寺で空き家探し

    こんど管理することになった長蔵寺のブルーベリー園(10年ものが100本)にでかけた。夕陽の美しい山中で、眺望はすばらしい。その見回りついでに、近所の人と空き家を探訪した。ちかくには空き家が4軒ほどある。一軒は、昨年、ひとり暮らしのおばあちゃんが亡くなって空き家になっているところ。こちらは、そのまま住めそう。だが、まだ遺品などは整理していないし、貸してくれるかどうかは、これからの交渉次第。[続きを読む]

  7. なりわいとしての林業は可能か

    山里の過疎化の問題。「なりわい」がないから、という話だが、「林業」はどうだろう。これはかなり難しい。現状では、伐採して搬出して販売しても、赤字になるばかり。輸入木材に押され、在来工法が減って、木を使わない建築が主流になってきている。木の需要は減る一方。林業での生業はかなり難しいように思われる。ただ、そのなかでも、やり方はある。これは今朝、聞いたはなしだ。[続きを読む]

  8. なりわいとしての有機農業の道は可能か

    山里には、ありあまる山林と耕作放棄地がある。その活用によっては、「なりわいの道」もひらけるかもしれない。農業といっても、従来の慣行農法(農薬と化学肥料)では、大規模農業に太刀打ちできそうにない。小回りの効く、手間のかかる有機農業(無農薬、有機物の堆肥による栽培)がいいかもしれない。安ければいいという時代ではなく、多少高くても、安心と安全な食を求める人びとは多くなってきている。[続きを読む]

  9. 「ラブファーマーズカンファレンス」が無事に終了

    「ラブファーマーズカンファレンス」が無事に完了した。有機農業を実践し、探求し、関心ある人の集い。寝食を共にした交流というところがポイント。9月3日から6日まで、春野の山の村で行われた。参加者はざっと300名、延べ人数にすると500名を超える思う。地元の春野町の住民でさえも、あそこは山奥で遠いなぁと思われている会場。しかもかなりの雨だ。そんなところに、はるばる遠方から参加してくださった。[続きを読む]

  10. 「あたりまえの農業」としての有機農業

    地元の春野で開催された有機農業者の集い「ラブファマーズカンファレンス」が無事、終了した。「有機農業」というと、特別なものに感じられるかもしれない。なにか「特別な」哲学、「特別な」ワザ、「特別な」人たち、変わった人たち。なので、すこし壁があるというイメージも。有機農業は、一言でいうと化学肥料をつかわず、堆肥のみで、まったく農薬を使わない農業だ。かつての日本で普通に行われていた農業だ。[続きを読む]

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