日々のエッセイ
4.32016
長蔵寺で空き家探し
こんど管理することになった長蔵寺のブルーベリー園(10年ものが100本)にでかけた。夕陽の美しい山中で、眺望はすばらしい。その見回りついでに、近所の人と空き家を探訪した。ちかくには空き家が4軒ほどある。
一軒は、昨年、ひとり暮らしのおばあちゃんが亡くなって空き家になっているところ。こちらは、そのまま住めそう。だが、まだ遺品などは整理していないし、貸してくれるかどうかは、これからの交渉次第。
その近くに、長い間、空き家になっているところがある。みたところ家は、かなり傷んでいる。が、さいわい雨漏りはしていない。窓はサッシ。すこし手直しすれば、住めそうだ。家主は不在なので、交渉していないが、もしかしたらタダ同然で貸してくれそう。だれか住んでもらいたいと近隣の人は言う。
この山里は過疎高齢で、空き家はたくさんある。しかし、なかなか貸してはくれない。空き家さがしというのは、こうして、なんらかのタイミングで近所の人に声をかけて、一緒に見に行くのがいい。しかし、たいていは家主は町内にはいない。家主がどこにいるのか、なかなにかわからない、連絡が取れない。じっくりと、時間をかけてつめていくことになる。
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