アーカイブ:2016年 10月

  1. 人間の「ことば」の習得の過程

    あかりが盛んに両拳を叩く。夜になったのに、外を歩きたいという意思表示なのだ。それは靴を履いて歩くというサインだ。それで、ランの散歩を兼ねて、ちかくのホタル公園を歩いてきた。あかりはまだ、言葉はつかえない。あーとかうーとか、ばーばーとか。ネコをみると、ニャンニャンという程度だ。[続きを読む]

  2. 泥まみれになった稲をふたたび掛け直す

    雨と風で倒れて泥まみれになった稲。ふたたび掛け直した。心配なのが、泥まみれの稲が脱穀したとき、米に混じってしまわないかということ。三人の農家に聞くと、脱穀したときにちゃんと土は除かれるということなので、安心した。稲架掛けは、三脚を増やして土に打ち込んで補強した。まだ田んぼは3枚残っているので、さらに竹を切って稲架掛けの準備をした。近くの竹林で60本の竹を切った。[続きを読む]

  3. 脱走したアイガモの捕獲作戦

    稲架掛けが倒れたうえに、アイガモたち20羽が脱走していた。かれらは畑の上を悠々と歩いていた。あちこち網を補修してもなおかつ逃げられてしまうのだ。まあこんなことは毎日なことだが、やはり疲れる。ひとりで追いかけて捕まえるのは、かなり骨が折れる。田んぼを行ったり来たり、泥まみれになる。カモ君も必死だし。それで、近頃、やっと効率的な捕獲方法をみつけた。捕まえずに誘導すればいいのだ。[続きを読む]

  4. せっかく掛けた稲が泥まみれ

    せっかく掛けた稲が泥まみれ。昨夜の大雨と風のために、稲架掛けが倒れてしまったのだ。雨のために田んぼに水が湛えられていたので、悲惨な状態になった。(下の写真は倒れる前)30メートルくらい一列につなげた稲架掛けだった。重さの偏りと捻りが起きると、力が逃げないで集中してしまう。それで、中央の棒が折れてしまったのだと思う。また、竹の三脚の足元がぬかるんでいて、ふんばれないで弱かったこともある。[続きを読む]

  5. あかり1歳と2か月

    ほら、落ち葉だよ。ホタル公園を歩いたよ。サクサクと足の感触が楽しくて、いつまでも歩いてた。あかり1歳と2か月。[続きを読む]

  6. アイガモたちがのびのびと田んぼを歩く

    田んぼを仕切ってアイガモ君たちを隔離していたのは、実った稲が食べられてしまうからだった。稲刈が終わったので、仕切りを外して刈田に自由に出入りさせることにした。カモ君たちは大喜びで、泥の中の虫や草を食べていた。刈田には、刈り残した稲がたくさん。さらには、ヒエの種やいろいろな雑草が生えているので、カモ君たちにすっかり掃除をしてもらう。翌年の雑草対策になる。[続きを読む]

  7. ついにマムシが

    うわっ、蛇がいる。とぐろまいている。飯尾さんが叫んだ。鎌で稲の手刈りしているときのことだ。見たら、マムシだった。ほかのヘビとちがって、人の気配がしても逃げないのだ。だから知らずに踏んづけたり、草刈りをしているときに手や足を噛まれることがある。上の写真の鈴木さんなど、裸足だし。稲刈にはこういう危険もある。つついてみたが、じっとして逃げない。さて、どうしようか。[続きを読む]

  8. 稲刈2日目

    稲刈2日目。午後から雨模様ということで、早朝の6時から。放置竹林に出かけて、稲架掛け用の架台づくりのために、真竹を20本伐採する。昨日ほどぬかるんでいないので、昨日よりは効率がいい。いつもの飯尾、若林、大友のメンバーに、海のほうからさざなみ写真館の鈴木さん、シーカヤック日本一周の鈴木さんも参加してくれた。早川くんの田んぼも稲刈。ママさんと子どもたちも、たくさん参加していた。[続きを読む]

  9. マコモダケの栽培

    これはマコモダケ。イネ科の「マコモ」という植物の根元にできる。いわば肥大化した茎だ。なかなかおいしい。クセの全くない柔らかいタケノコモのような食感。天ぷら、油炒め、カレーや味噌汁の具などにもあう。昨年から田んぼでマコモダケを栽培してみた。百古里(すがり)で不耕起栽培している池谷さんから、株分けしていただいた。それを適当に植えただけ。どんどんと増えていった。草丈は2メートル以上になる。[続きを読む]

  10. 竹細工職人の梅沢貞夫さんが訪ねてくれた

    竹細工職人の梅沢貞夫さんが訪ねてくれた。いつも泣きだしてしまうあかりが、梅沢さんに抱かれて安心したような表情だった。かれの手はとても大きい。がっしりしている。なんと竹細工歴74年。10歳のとき、崖から転落して大怪我をした。たいへんな山奥で医者もいない。片道2時間以上もかけて、自転車に乗せられて病院へ。しかし、麻酔もない。そのまま片足を切断。[続きを読む]

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