アーカイブ:2017年 12月

  1. どういう人が成功しているのか。あるいは、失敗例。さまざまな支援制度の活用法。

    山里には耕作放棄地がひろがる。安心・安全の有機農法はおもしろい。畑をやりたい。田んぼをやりたい。お茶をやりたい。指導してくれる受け入れ農家もある。可能性はたくさんある。 けれども、ただちに暮らしていけるはずもない。経験の蓄積、ワザの習得、販路のみきわめなど、時間はかかる。蓄えも少ない。 どういう人が成功しているのか。あるいは、失敗例。[続きを読む]

  2. ブルーベリー園の下草刈りと剪定

    楽舎のブルーベリー園の下草刈りと剪定。こちらには、200本のブルーベリーがある。Y君が草刈、Iさんが剪定してくれた。まだまだ終わらないけど。こちらは、山の上で沈む夕日がたいへんに美しい。春にはワラビが繁茂する。ウドもある。サクラも咲く。すぐ近くに廃屋。そこを補修すれば活用休憩場所になる。宿泊場所にできないこともない。雨漏りはしていない。風呂も水回りもある。畳が歩くと沈むけれども。[続きを読む]

  3. クラウドファンディングについて、すこし考えてみた

    あるひとから企画書をみてくれ、と言われた。企画としては、なかなかおもしろい。視点もいい。うまく打ち出せたら、あたらしい流れは起こせるとみた。ただ、わかりにくいこと。いくつかある。さきほど投稿した契約のことと似ているけど。まず、主体は誰なのか。だれが企画して、だれの事業なのかが、わかりにくい。企画を出したい相手はどこなのか。[続きを読む]

  4. 落に工房をひらくので、契約を交わしたい。そういう相談を受けた。

    ある集落に工房をひらくので、契約を交わしたい。そういう相談を受けた。契約書の雛形がほしい、と。甲は乙は……と、いきなり条文作る前に、確認することが幾つかある。契約はそもそも「約束ごとの確認」のため。安心のため。お互いを縛るもの。で、じつのところ、自分に都合のいいように、自分にリスクが来ないようにつくるのがポイント。いざというとき、争いになった時、そこが効いてくるわけだ。[続きを読む]

  5. 山里暮らしの魅力は、人にこそある

    「これはおれがつくったものなんだ」といえる作品。フィールド。刻印。実在感。誇り。それが、人としての大きな喜びなんだろうと思う。芸術家や職人などには、そういう気概がある。「おれの作品だ」と、ここに提示できる。自らがゼロから作り出したもの。ひらめき、工夫、集中、熱意、努力、みんなそこに込められている。まさに個性がかがやく。[続きを読む]

  6. 山里に近いまちなか 一軒家はあきらめて、アパート暮らし

    60超えた独身の女性。「田舎暮らしをしたい」という。仕事は介護、ヘルパー、校正など。都内に暮らしているので、家賃は7万円を超える。仕事の収入は、家賃に消えていくことになる。都営住宅に入れば家賃は安いが、抽選に外れる。独身だと、公営住宅は当選しにくい。田舎で空き家を借りれば、家賃は1万円以下のところも結構ある。家賃に費やしていたお金が、自分の創作的なことに使える。[続きを読む]

  7. 山里暮らしの説明会 東京の国立市で

    12月13日は国立市の公民館で、山里暮らしの説明会をひらいた。都心でのセミナーは初の試み。ぼくが国立に20年暮らしていたので、その縁で国立を皮切りに開いていくことになった。参加者は20名余。3時間の説明と交流会。いろいろな方が来てくださった。春野にきてくれて、ぼくが案内をした夫婦。都心の家を売って田舎暮らしをしたい人、介護と校正の仕事しながら田舎暮らしをしたいという女性など。[続きを読む]

  8. 若手にまかせたほうが、もっといきいきと動く

    田んぼをどうしようかという悩みはつづく。縮小するか。撤退するか。収穫は考えずに、農業イベントとして主に展開するか。 しかし、このままでは、ぼくの動きが取れなくなる。ぼくの性質、体力、これまでをよく知っている親友たちは、「撤退の一択のみ」と言う。 う〜ん。撤退はかんたん。休むことも可能。しかし、二度と、田んぼはできなくなりそう。[続きを読む]

  9. 今週の土日は「春野人めぐり」(12/9.12/10)の開催

    今週の土日は「春野人めぐり」(12/9.12/10)の開催。春野に暮らす、移住者、地元の人たちのオープンハウス。山里暮らしの人たちを訪ねて出会いを楽しんでもらう。アポも必要なく、自分のペースで訪ねられるのが、気楽なところ。各家がおもてなしする。参加者の点と点をつなぐ。主催的にも費用も手間もそんなにかからないのがいい。ぼくが発想して仲間と立ち上げたのが、5年くらい前の冬だった。[続きを読む]

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  2. てんてぐ村
  3. はるのびより 創刊号

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