中国の山東省で電気自動車をプロデュースしているＧさん夫妻が来訪。いよいよ「ついの棲家」を春野にしたい、ということだった。昨年来、空き家などを案内させてもらっていて、中国の電気自動車事情の講演もしてもらった。

売り物件でいいのがある、というので、一緒に見に行った。平屋で築25年、小高い丘にあって、景色も日当たりもまあまあ。家はとてもきれいだし、ひろい。600坪の土地で５ＤＫ。ちゃんと手入れされた茶畑もついている。すぐ近くに清流が流れる。鮎が釣れる。

うちから車で10分。そばにガソリンスタンドもコンビニもある。バス停もすぐそば。そんなに不便ではない。500万円以下の値段だと、安い。「買い」だと思うけどね。ただ、もう年齢70を過ぎているので、体がうごかなくなったときのこと。奥さんが世話するとなると、どうなるのかなあ。奥さんは中国の都会の人だから、もっと便利な所がいいような。

ぼくとしては、近所にこういう方が住んでくれると、いろいろと楽しい。奥さんも中華料理が得意で明るい楽しい方だ。もっと便利なところに、土地を買って、家を建てるのもいいねという話に。このあたり坪５千円くらいで買えるし、仲間とつくれば300万円くらいで家を建てられると、と。いやしかし、そうこうしているうちに、歳を重ねてしまうよ、と。運に任せて、思い切りが、たいせつ。そんな話でもりあがった。